「風の向くままに生きるだけ」そう言われれば聞こえはいいが
他の何かの力任せで ぐるぐる回る 目も回る
見える景色はいつも同じ ただただ向きが変わるだけ
こんな棒などさっさと抜いて 雀や烏と遊びたい

憂鬱な風も 孤独な風も 哀しい風も
ずっとずっと見なけりゃならない
風見鶏は今日も吹かれる


希望の朝陽を見たかった 綺麗な夕陽も見たかった
陰険な風の力任せで ぐるぐる回る 背中向き
見たい景色はいつもお預け 見たくないもの全部盛りで
目を逸らそうにも回れない 風は吹いてくれやしない

退屈な風も 不安の風も 絶望の風も
ずっとずっと見なけりゃならない
風見鶏は今日も吹かれる

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風見鶏の憂鬱

自分の好きに回れない風見鶏の詩です

閲覧数:109

投稿日:2010/06/25 19:25:21

文字数:291文字

カテゴリ:歌詞

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