孤独を弄び巣食う
目を開けても暗いまま
あなたのための言葉は
もう死んでしまったから

生きた価値なんてものは
生きた分だけ無くした
必死に彩った斐は
既に色褪せた

冬ももう終わるから
雪ももう溶けるから
君ももういないから
僕ももういらないか

思い出も言葉も
靡く髪も仕草も
白い息と消えた
春はもう来ないんだ

憂を食んでいたはずが
憂を植え付けていた
あなたのための心は
あなたのためになってなかったから

膨らむ優しさが
絆した形なら
今もどこかで君が
青く囀るのなら

僕が僕でいれたら
真白なままでいた
錆びた手摺を撫でた
跨いでは空を見た

過ごした時間なら
無くなりはしないから
ただそう願うばかり
あなたの靨が浮かぶ様を
僕はただ横目に見ていた

思い出も言葉も
靡く髪も仕草も
白い息と消えた
春はもう来ないんだ
まだ温かいまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

スヴニール 歌詞

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投稿日:2024/02/26 17:34:48

文字数:376文字

カテゴリ:歌詞

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