燈(ともしび)

作詞・作曲:Orca City

月の光に照らされて
町の明かりをじっと眺める
頬に突き刺さる小夜嵐(さよあらし)
自分を信じてただ時を待つ

翼広げて飛び立つ鳥
どこか悲しい目をしていたんだ
神無月の京の町
さらりさらりと風に乗って

かすかに聞こえる群衆の騒めき
細いすじ雲が風を切る音

時計台の鐘が鳴る
こころを抱いて

暗黒の夜を駆け抜けて
探し物をそっと拾い集めて
天上へ消え入ってゆく
燈(ひ)を絶やさぬように


紅碧(べにみどり)色の空の下(もと)
しんと静まる銀色の風
暁暗(ぎょうあん)に浮かぶ満天の星
少しずつ夜が更けてく

東雲(しののめ)の森のさざめき
京の山々に響き渡る
夜光雲に照らされて
深緋色(こきひいろ)に染まる夜明けだ


夜明けの光で目を覚ます鳥
麗らか(うららか)な春昼に包まれて

爽やかな潺(せせらぎ)
こころを抱いて

太陽が森を照らして
森が生き物に希望を与えて
天上へ歩んでゆく
燈(ひ)を絶やさぬよう

いのちのなか
しぜんのなか
ほのおのなか
こころのなか
すべてに宿っている
今だ 解き放て

この世界を駆け抜けて
探し物をそっと拾い集めて
自分で拓いてゆく
燈(ひ)を絶やさぬように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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燈 歌詞

閲覧数:97

投稿日:2022/08/20 23:23:21

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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