紅い橋の向こう 手招く闇
そっと渡れば
足先這い上がる 蛇(ニナ)色の
遠い記憶達

呼吸止めて 静かに瞳閉じて
頬を撫でる 懐かしい優しい指

消えない優しい記憶の渦を
どんなに追いかけて求めても
明日を担う事は出来なくて
今日も橋の腹に立って見つめてる



どこかに消えてしまった
温かなその体温は
どんなに代わり探しても
やり直す事は出来ない

鈍(ニビ)色標(シルベ) 冷めたい雨に打たれ
刻むその名を 指でなぞり落とす

翳む遠い日呼ぶその声が
滲む僅かなその思い出が
心引き縛り喉を潰す
深い意識の奥底へ 誘って行く




欠けてしまった精神(ココロ)
動けないままの肉体(カラダ)

膿みきった傷跡
抉った痛み

零れた 涙に 瞳逸らさずに
触れる 光が 両手満たして往く

 



二度と会う事は叶わなくて
二度と抱く事は出来なくて
だけどこの胸の奥残る
優しい記憶を抱き締めれば

まだ歩ける



この記憶と…
この想いは…


この命が

消えてしまうまではきっと
守ってくれるから


いつまでも…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

優しい記憶

寂しい歌詞になってしまった。orz

閲覧数:107

投稿日:2009/07/29 13:48:14

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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