春に描く設計図/茸きのこ

ふと目にした道すがら
ピンク色の彩りが焼きついた
日常を急ぎ足で駆ける
花弁舞う横断歩道

向かう先は歯車
人生のベルトコンベアー
駅前に群がる人々
無情にも過ぎていく時間
新しい生活、新しい世界で
僕の設計図を書き足していく

喜怒哀楽を味わって
ここまでずっと生きてきた
わずか数十年の拙い日常だ

これからも、迷いながら
苦しみながら、足掻きながら
自分の想う道を信じて

生きていこう
もっと生きていこう
春が僕らの背中を押して
正しい未来へと導いてくれるだろう

僕はいつも、いつまでも
この瞬間を望んでいた
流れてく時間に抗いながら
与えられた命を満たしていこう

生ぬるい風に吹かれながら
立ち並ぶビルをずっと眺めていた
無駄に長い長い日常が
いつかあっという間の一瞬に
なにもかもが新しい世界だ

この未熟な身体と心で
一体何を守れるのだろう
わずか数十年の拙い人生で

いつのまにか、支え合って
苦しみ合って、終わりを告げる
青い春のゴールはすぐそこだ

生きていこう
もっと生きていこう
春が僕らの背中を押して
正しい未来へと導いてくれるだろう

僕はいつも、いつまでも
この瞬間を望んでいた
流れてく時間に抗いながら
与えられた命を満たしていこう

僕だけの設計図を描いていこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春に描く設計図 歌詞

歌詞です。

閲覧数:142

投稿日:2020/05/17 21:37:40

文字数:564文字

カテゴリ:歌詞

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