物語の始まりは
50億年と少し手前

底なしの叫び声も
届かない場所がスタート地点

目も開かない程の眩い闇を
切り裂くようなそれは

遠く遠い旅路の先に
いつか届く光

反射した月に助けられて
照らすは引力の足元

誰にも会いたくないと
重い扉の奥に潜り込んだ

昼と夜が重なって
君が隠されたいつかの明日

誰かが言っていた
「希望」とやらを
今は忘れたままでいい

暗く深い雲路を抜けて
やがて届く光

少しのスキマがあるのならば
それを目印にしようか

物語の始まりは
50億年と8分17秒前

渡された最後の1秒に
ほんの少しの心を乗せて

長く永い久遠の果てに
そして届く光

雲も、暗闇も、絶望さえも
全部、全部、突き抜けて

君の悲鳴が聞こえた
理由はそれだけでいいかな?

いつか引力に導かれて
放たれた「光」は間違いなく

君の元へと届く

dive into the gravity

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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閲覧数:1,471

投稿日:2020/12/09 17:32:55

文字数:402文字

カテゴリ:歌詞

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