神は盲いだ。
 私の、悶え苦しむ様が見えていない。
 見えていたら私に手をさしのべるはず。
 神は聾唖。
 私の悲痛な叫びが届かない。
 私の耳にその声は届かない。
 神は躄。
 私の前にいまだ降臨しない。

 神なる者は、目を潰され。
 神なる者は、耳を破られ。
 神なる者は、声を奪われ。
 神なる者は、足を断たれ。

 神なる者の心はばらばら。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

パズルピース・エッジ  運命

作った小説での、全体を通したテーマ。


 盲目聾唖で足のない神は、奇跡を振るう腕だけは残されていて、すべてに平等に、あるなし問わず、気まぐれな奇跡を起こす。
 まれに誰かはそれにあたり。
 またはその力は誰にも注がれることなく空しく消えていく。

閲覧数:76

投稿日:2010/07/31 17:44:28

文字数:176文字

カテゴリ:歌詞

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