ジャケット

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ライセンス

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羅生門 / 立枯

薫る薄緑 衣擦れ淫靡
揺れる髪飾り 白い素肌闇に浮かぶ

鳴る鼓笛 囃子 泣く子たち
あやす いないいない べろべろ ばぁ

煌と灯る火に 並ぶ出店通り
恋うと知っていれば 重ならない道もあるに

更ける宵の末に 耽る女矜持
朝が来る前に 手前死んでるって本気?

しくしく泣くなら 涙は酒になる
sick sick 亡くぐらいなら この手を取って 

羅生門で 死に体は銭 体は銭
争奪戦デッドヒート 鬼が笑っている
Ride on, don't stop music 月を背に踊り明かしたなら
道連れ 金の亡者も お見通しさ

髪の先から足の爪まで 触れて良いのはこの私だけ
白銀の糸で雁字搦め 見逃しとくんな

落ちて行こうか嫉妬 血走ったその眼光
門番から一言 「そこに未来はない」 外道外道 婆

割れたビイドロに 映る乱れ髪
侍女の誰彼 誘う寝所 痛むきっと
待ちに待った明けや これが肉の味か または懺悔
いくら貸した 生きるためか 蜂の巣穴 覗く修羅場

積み上げたものから崩れ落ちていく
形の無いモノなら看取って笑おうじゃないか
呆れることさえ愛おしくなっていく
辛辛に乾いた喉じゃ嗚咽も安いわ

四苦四苦八苦 四苦四苦八苦
乞うくらいなら 乞うくらいなら

感情論で 日々 怠慢気に 怠慢気に
向かう楽園 デッドリー 思考は回っている
祭場 盆の末に 入り混じる性 見染められたなら
土くれ 還る亡者も 笑いもんさ

人世 一夜 羅生門

あれやこれや 摘んだ花と似た色 
盗って盗られ欲す温度 失われた髪飾りも
誰が下す裁き 一人生き抜く間に
数えられる程の罪に 痛み叫ぶ温い童
暮や明けや 何をくれと言うか乞食
花の香 羨んだ 知らぬ内が地獄ばかり
手折る花と折れぬ渇き 持ち越そうか次のせめぎ

人間じゃない 節操もない
吸って吐いて繰り返したそばから苦しがるなんて馬鹿じゃない
待ちに待った今が そこにあった火花散らす
満たす飢えと願望 慕う愛と思いを

燃えつくした灰と恋慕 よく分かったあんたの思いも
奴隷 夢 櫛 美学 全て買い叩く
待ちに待った今が そこにあった火花散らす
満たす飢えと願望 慕う愛と思いを

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投稿日:2024/08/06 21:47:24

長さ:03:50

ファイルサイズ:5.3MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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