光の暗さどんどん落ちていく
僕の指先ぎりぎり反射して
そっと心に焼き付く
当たり前の日常が
あまりに勿体なくて
当たり前をもう少し僕に頂戴
何も知らない顔憎たらしく
冷めた目がほとほと嫌だ
また苛々して
減少する感情の中に
醜いものしか残らない
それでも僕は消えてくのが怖くて
渦巻いた世界の中心に
新しい物などいらない
それでも僕は消えてくのが怖くて
ほんとはいらないはずなのに
ずっと抱えていたい
光の瞬きが刺激する
ありきたりな想いでもいいのさ
これまでも僕は未完成さ
渦巻いた世界の中心に
新しい物などいらない
それでも僕は消えてくのが怖くて
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