小さな命を燈して
永久に眠った蜉蝣
愛したのは君の何だったのだろう

僕は寂しがってばかりで
少し渇いた唇
指先がなぞったのは誰の運命だろう

そうして僕は空を見上げて
夏の終わりの夕暮れは赤くて
僕は確かに何かを叫んだ
届かなくてもよかった?

赤い夕日に飛び散る花火
音だけはこんなに確かなのに
僕の目に光は映らない

2秒間だけ咲き誇る花火
僕の手の中へ人知れず落ちた
赤い閃光が夕闇に溶けてく


風が髪を撫でていく
硝煙の匂いが掠める
またひとつ意味もなく打ち上がる花火は
誰の心を揺らすこともない

風が髪を撫でていく
そっと君の手を握る
まだ明るい空へと放り出された花火に
何故か僕らの姿が映った

そうして僕は空を見上げて
花火を裂くようにカラスが飛んで
僕は君を失うのが怖かった なんて
届かなくてもよかった。

赤い夕日に飛び散る花火
君は声を上げていつまでも泣いていた
線香花火のように涙が落ちる

2秒間だけ咲き誇る花火
誰も知らないとある夏の物語
手を握りしめ二人消えてく

暮花火に二人溶けてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

暮花火

濃紺の空に散るから美しいのであって

暮花火はまるで人間のようです。

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投稿日:2010/08/20 16:29:25

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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