S1
アオ空(ぞら)に泣り響く(なりひびく)小さな声(ちいさなこえ)が
命(いのち)の 燃(も)えさしで止(や)み
アカ錆(さび)に塗(まみ)れた街の景色(まちのけしき)
鮮血(せんけつ)に 彩(いろど)られる

S"1
崩壊音(ほうかいおん)  鼓膜破り(こまくやぶり)
ただ 時(とき)だけが過(す)ぎる
警告音(けいこくおん) ハダで感(かん)じ
ただ 終焉(おわり)を待(ま)つ

A1
突然(とつぜん)だった 空が輝き(そらがかがやき)
木の葉が舞う(このはがまう)
木々が枯れて(きぎがかれて)
ハイ色の世界(いろのせかい)

B1
新(しん)リョクが 芽生(めば)えていたけど
もう 水も風も(みずもかぜも) 救(すく)えない

S2
クロく染(そ)まり輝(かがや)きを失う陽(うしなうひ)が
音も無く(おともなく) 崩れ落(くずれお)ちて
ハク色(しょく)に染(そ)まる私の景色(わたしのけしき)
閃光(せんこう)に 奪(うば)われてく

S"2
シグナルが  空に灯り(そらにともり)
ただ 虚(むな)しさが増(ま)して
電飾(でんしょく)が 街(まち)を照(て)らし
また 憐(あわ)れむだけ

A2
未来(みらい)はない 見(み)えるはずない
砂嵐(すなあらし)と
地平線(ちへいせん)の
オウ色(しょく)の世界(せかい)

B2
ベニ色(いろ)が霞(かす)む 街並(まちな)みは
ただ 独り涙(ひとりなみだ) 眺(なが)めてる

S3
ムラサキがかる道端の野良猫(みちばたののらねこ)は
脚を折り(あしをおり) 爛れ落(ただれお)ちて
薄(うす)いハダで擦り寄う(すりよう)野良犬(のらいぬ)は
熱を帯び(ねつをおび) 煤(すす)けてゆく

S"3
戦場(せんじょう)を 駆け抜(かけぬ)けても
皆(みな) 諦(あきら)めているよ
感情(かんじょう)を 剥き出(むきだ)しても
身体(からだ)は消(き)えるの

C
変(か)わり続(つづ)ける 世界(せかい)
取残(とりのこ)された 想(おも)いで
回り続(まわりつづ)けているよ 地球(ちきゅう)は

S4
アオ空(ぞら)に泣り響く(なりひびく)小さな声(ちいさなこえ)も
命(いのち)も 戦火(せんか)も止(や)んで
アカ錆(さび)に塗(まみ)れた街の景色(まちのけしき)
鮮血(せんけつ)と 渇(かわ)いていく

S"4
崩壊音(ほうかいおん)  鼓膜破り(こまくやぶり)
もう なにも遺(のこ)らない
警告音(けいこくおん) もう聞(き)こえない
今(いま) 終焉(おわり)が来(く)る

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かぎしっぽ様への応募 終焉(仮)

かぎしっぽ様への応募作品です。
タイトルは仮名のままとなっております。
漢字の後ろのカッコ内は読み方となっておりますので、ご確認いただければと思います。

終焉から連想される『戦争』『戦地』『地球の終わり』を意識した歌詞となっております。
昨今のニュースを受けて、現代的な内容ではないですが、インフラ攻撃やミサイル攻撃を示唆する内容で構成されるよう書いております。

こだわっている点としては、人の視覚を元にして様々な色を感じている様子を書いている点です。

ぜひご一考いただければ幸いでございます。
何卒、よろしくお願いいたします。

閲覧数:119

投稿日:2023/02/05 12:30:12

文字数:1,084文字

カテゴリ:歌詞

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