眠い眼をこすって 朝食を齧って
通学路を急ぐ 7時半過ぎ
部活の朝練は面倒くさいけれど
僕には走り出す理由があるんだ
ちょっと早く着いた教室でひと息
準備をしつつそわそわしてる
クラスメイトのバレー部の君の事を
朝練に来るのを僕は待ってるんだ
誰より速く一番に
君におはようって言うんだ
たったそれだけの事で
今日一日頑張れるんだ
サーブ練習をしながら
つい横目で隣のコートの
君の事追いかけてる
不真面目な僕だ
誰にでも笑顔で分け隔てない君は
こんな僕にだって笑顔をくれる
だから他の男子と話しているだけで
僕の心は酷く痛むんだ
授業でペアに選ばれて
ディベートの計画を立てたんだ
結果負けちゃって
悔しさで君は涙したんだ
僕はそれを見て
知らない感情に揺さぶられたんだ
きっとそう
君を好きになった瞬間だ
誰より早く一番に
君の事を好きになったんだ
たったそれだけの事が
何より大切なんだ
今日も僕はまた
眠い眼をこすり朝練に行くんだ
誰よりも早く
君におはようって言うんだ
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