いつか 君が 教えてくれた唄
あの 声を 覚えている
僕はまた 独りきり
いつまでも 待ち惚け
混濁(にご)った瞳に 透写(うつ)った世界で
また僕は 大人になる
去っていく昨日が 厭(きら)いで逃げ出した
心の痕(きず)を欺瞞(かく)して生きているんだ
ちっぽけな世界でまた
君を喪失(みうしな)う
愛しても壊れていくあの日々は再帰(もど)ってはこない
僕はでも もうすぐ何もかも全部忘れてしまうだろう
(毀れ落ちた記憶が、今 目の前に散らばっているのを、『僕』は…)
本当はずっと判っていたんだ
認めてしまえば微(すこ)しは楽になれたかな
ちっぽけな詞(ことば)がまた 僕を傷付ける
君がもう僕の記憶(こと)を抹消(わす)れて 生きているとしても
僕はただ この歌を歌い継(つづ)ける事しか出来ないんだ
愛しても壊れていくあの日々は再帰ってはこない
僕はでも もうすぐ何もかも全部忘れてしまうだろう
いつか 君が
教えてくれた唄
あの 声は
僕の「心(なか)に」
勿忘草
VOCALOIDとしても、DTMとしても処女作になります。それ以前にもちょくちょく曲を書いてはいたのですが、完成させたことや、満足するものが出来たこと(常に満足はしないのですが、妥協点というか、発表出来うるものが出来た、という実感のようなもの)はそれまで全然ありませんでした。
花言葉をモチーフに歌詞を書いてみようと思いました。「私を忘れないで」ということで、フォーマットされていく自律機械の少女の恋的な物を描いています。機械が心を持つということは人間を超越しうる存在になるということですからね。人間のエゴ的な側面から淘汰されてしかるべきというか。
また、勿忘草という言葉や、花というものを感じさせる言葉は一切入れてはいませんが、それは意図したことで、あくまでこの歌における「勿忘草」は象徴的なもので、というのが僕の好みでもあるのです。僕は曲を作る際、それなりに深い思いを込めて作曲をしているのですが、それを別に伝えるということではなく(伝えるのであれば、twitterにでも投稿した方が、はるかに生産的ですからね。)あくまで音楽は音楽として聴いてもらいたいと思っているのです。
なので、この「勿忘草」というタイトルも、あくまでもイメージの次元を逸脱させていない、というわけです。
長くなりました、ゴメンナサイ。
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