ジャケット

固い屋根の裏で高架下で黙ってさ
四ツ目の信号機の黄色なんて見ちゃいない
相対して空中に放り投げた中央線
どうだっていいやって願わくはこうやって
甘い糧とブッキッシュどうかした絡まってさ
堅めのインカーネーション、シーラカンス、乱し書き
靉靆空中楼閣凍りかけた案内板
どうだっていいやって目が覚めたらそう言って
明かりの付かない夜行列車に揺られて動く
月日は朧げに誘導灯を微かに照らす
混ざり合うかな留処無く流れるデモテープ
日月...を数えては空想上の命を満たす
煙る街並みに吐いた造化
行先不明の逃避行だとかさ
月並みな言葉で綺麗だと嘘に舞うだろう
眠る街並みに吐いた淘汰
無気力無名の業機功さえもが
不適切な意味で奇麗だと夢想に酔うだろう
霞んだ情景は日々を貪って
淀んだ水泡は真っ白な世界をぬりたくった
奇を衒ってって身を晒していて
人生においたって愛されてみたいとか切り捨てた
月から日が昇るまで

答え合わせみたいな線路沿いを擦ってさ
よくあるヴィンテージを拾い上げて聢と知る
曖昧でも92手を伸ばした終末も
どうだってなんないと音を上げて乗り換えて
洗いざらい湿気った交差点揶揄ってさ
晶らかに錆付いて擦った目には朤らかで
だいたいそんなもんだ壊れかけた送電塔
そうだったらいいなって文字列を装って
辺りが暗いからもういいいかいって問いかける
月日が散るごとに空洞状の理論が揺れる
限りあるからなんて言葉で枯れた枳の
実をひとつ拵えたら流動状の世界を浸す
眩む街並みに咲いた造花
朔に翳して笑ってみせる
意味の無い答えだって綺麗だと虚を言うだろう
揺らぐ街並みについて問うた
打ち込む音色に随想を重ねた
故に刹那を漕ぐ未練だと君は云うんだろう
荒んだ泥酔が意に飛び込んで
昇った水晶は真新しい色に掏り替った
理に当っていて濁って泣いたって
いつだって同じで花束からひとつか取って捨てた
次から後に続くなら

I don't wanna be back,
Because you said Good bye.

明かりの付かない夜行列車に揺られて動く
月日は朧げに誘導灯を微かに照らす
混ざり合うかな留処無く流れるデモテープ
日月...を数えては空想上の命を満たす

明るこの街に着いた僕等
これからどうしようなんて言うけど
月並みな言葉で綺麗だと嘘に舞うだろう
笑うその影に見えた夢が
いつか君のその幸福と化すなら
今はこのままでいい気付かない振りで構わない
祈った代償だ揺らぐ喧噪に
湿った感傷でたったこれだけの思想をやった
気にかかってって日を改めて
屈託の無い笑みで明日の朝にでもまた行こうか
今だけでもきっと

00:00 / 04:07

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

月から日が昇るまで(offvocal)

閲覧数:148

投稿日:2021/10/16 01:03:29

長さ:04:07

ファイルサイズ:7.5MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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