
来なかった春を 会えなかった人を
探して生きてゆくのだろう
振り返るときに 足りなかったものは
あの春にあるのだろう
三寒四温に疲れたら だんだん眠りが浅くなる
毎晩頭が冴えるから また思い出す 涙も出ない別れ
最低の朝繰り返すうちに 知らぬ間に春は訪れ
空いた心の隙間に冬着をしまい込んだ
*来なかった別れを 消えてったさよならを
引きずって歩いてきた道の
先にそよいだ 桜並木には
目もくれなかっただろう
来なかった春を 会えなかった人を
探して生きてきたせいで
振り返るころには 足りないものだらけ
そこでやっと気づくのだろう
/*
卒業証書をもらっても 変わらず君は近くにいて
幽霊みたいにつきまとう 吐き出した さよならは風になる
膨らまない期待 虚ろな目 覚ます誰か
本当なら 今じゃ葉だけの桜が散る頃 出会えたんだろう
*~/*
来なかった別れも 言うはずの言葉も
幻ならそれでいいだろう
桜並木が何度か咲いた頃に
思い出話になるだろう
来なかった春は 秋頃に訪れて
やっと出会えたあなたには
冬の寒さを越えたら言えるだろう
これからもよろしくと
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