もう大丈夫だって思ってた。
もう一人じゃない。みんながいるじゃないかって・・・
でも、僕に居場所なんてないんだよ・・・
僕はリストカットをしていた。でも、そのことを知っても一緒にいてくれた人に支えられて、しばらくはリストカットをせずに毎日を送っていた。でも、それももう限界だった。
「なんで・・・なんであんたと一緒にいないといけないの!?」
「なんでって・・・。」
ある日、僕を呼び出して怒鳴ったのは学校で初めてできた“トモダチ”
僕が誰かにいじめられた時、悪口を言われた時、無視をされたとき、文句を言えなかった僕の代わりに怒ってくれたトモダチ。
僕は言葉が出なかった。
どうしてこうなったの?
どうして僕はいつもこうなの・・・?
「私はあんたなんかと友達になった覚えはないわ!あんたは何かと都合がいいから一緒にいてやっただけ。友達なんてなるわけないじゃない!私に近づかないで!!」
そう言ってその子はいなくなった。
僕は悲しいのか寂しいのか、それとも逆に離れてくれてうれしいのか・・・よくわからなくてそのまま立ち尽くしていた。
その日からだ。
僕はいつでも一人ぼっちだった。こそこそと陰口をたたかれ、教科書やノートにいたずらは日常茶飯事。もう何もかもどうでもよくなっていた。
誰も気づかない
誰も理解しない
誰も信じたくない
どうして僕は・・・生きてるの・・・?
リストカットをしても何も変わらなかった。傷はどんどん増えていくのに、前のように心が晴れることはない。
僕はいつしか、かつてのようにカッターを肌身離さず持つようになっていた。手首の傷もどんどん増えていく。
居場所なんてどこにもなかった。もともと人と話せない僕はこの世界が苦でしかない。生きていくことすら面倒になっていた。
「もう・・・嫌だ・・・。」
どこに僕の居場所があるだろう・・・?
どうせ信じても裏切られるだから、もう僕は何も信じない
トモダチなんていらない
ナカマなんていらない
だってどうせ、僕のことなんてどうでもいいんでしょう・・・?
End・・・?
僕は夜空を見上げて静かに願った。
それは叶うはずのない、儚き願い。
『どうかこの哀れな僕に・・・裏切らないでくれる居場所をください・・・』
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