ZERO POINT
背中には地平線 糸のように光が溢れ
やがてあからさまな朝の予感
身体が寒さを忘れ 加速装置(アクセル)を握りこむ
控えめな嘶きは やがて咆哮へ
震えそうな指先を励まし 逆光 闇へと走り出す
鍵穴が 微かに震え 寡黙の淵を千切り裂く
怯えるな頂は 天の方向へ
狂いそうな爪先を蹴り上げ 閃光 闇へと踏み出す
罪よ 遠い嘘よ 願わくはこの身を焼き尽くしてくれ
夜に 縛り付けた 心地よい夢を痛みの中へと押し出して
鋼鉄の車輪 道なき道を切りつける
そして吹き荒れる太陽風の中
無情な時に大地が廻り 白光 闇を照らし出す
雨と 遠い嵐 この恐ろしくも雄々しい雷よ
意味と 気まぐれの中に 新しいカタチがまた生まれては消えて
燃え落ちそうな翼を奮い 極光 空へと舞い上がる
天よ 遠い空よ たなびくはその先に揺らめきて燃える
雲を 掠め過ぎて 大いなる彼の地へ至る回廊を
声よ 紡ぐ音よ 願わくはこの想い狭間へと届け
夜と 朝の彼方 誰一人見えなかったその先へと
現在(イマ)よ……
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