【A1】忘れない 貴方が爛れた夜
小さく唸った獣と只踊った
壊せない 貴方を喰らった夜
虚像に紛れた痛みを只探した

【S1】呑み込まれよう 朝は来なくても良いのさ
このまま二人 嘘を重ねよう
ぬるま湯の底 星は視えなくて良いのさ
堕ちきればもう 泣くことはない

【A2】映さない 貴方が沈んだ夜
漸く壊れた僕らは只嗤った
隠せない 貴方を奪った夜
信じて汚した白さを只求めた

【S2】呑み込まれよう 朝は来る筈がないのさ
このまま一人 嘘を数えよう
前を視ないで 唄は聴かなくて良いのさ
彷徨えばもう 迷うことはない

【B】易しい夜に縋って 何時か死ぬだろう
その傷を舐めていれば ずっとこのままでいられるかな

【S3】呑み込まれよう 朝は来なくても良いのさ
このまま二人 手と手重ねよう
瞼下ろして 闇は明けなくて良いのさ
溶け合えばもう、夜は視えない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

視えない夜

底辺で傷を舐めあう詩です。

閲覧数:197

投稿日:2014/08/07 12:20:47

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

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