冬に落とした花を散らすように
吹き飛ばして、心ごと
言葉一つも掛けられない癖に
想い出すは、君のこと
頭上、零下の青がすむ空に
君の影を映している
路上の雪に目が眩んだまま
落ちる陽を眺んでいる
ドラマチックをただ願うばかり
夜に射した淡い月明り
このリリックは夢見てばかり
不意に差した嫌気がもう
冬に落とした花を散らすように
吹き飛ばして、心ごと
言葉一つも掛けられない癖に
想い出すは、君のこと
不幸ばっかと息を吐く僕に
冬の風が頬に吹く
魔法なんてありはしないから
ただ街を歩いている
僕の落とした青が描いたように
ただ満たして、絵空事
言葉一つも吐き出せない癖に
夢見がちな心の音
冬に落とした花を散らすように
吹き飛ばして、心ごと
言葉一つも掛けられない癖に
想い出すは、君のこと
春待つ今日の独り言
想い出して、僕のこと
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