錆びついた言葉集めて 凍てついた街を歩く
宛先も中身すらない 手紙に涙を零す日々
「何故、泣いているの?」
忘れたはずの君の声が

涙に濡れた時の歯車は 錆びて動かない
ずっと前から
秒針(心)の臓が止まるまで 想うよ
記憶の中の君に出会うため


錆びついた心はやがて 凍てついた身体の果て
残酷な時の流れに 逆らい狂った歯車は
「何故、ここにいるの?」
いるはずのない君の声が

進むことも戻ることも 出来ないままに留まる
この場所から
君の残り香に寄り添って 願うよ
永遠に一緒にいられる世界を


喪失は絶望となり 未来への希望を断つ
時よ戻れ君の元へ 叶わない願いが募る

君が死んでみんな悲しんで
そんな日々もとうに過ぎ去って
他の奴らはすぐ忘れ去って
僕独りだけ取り残されて

言いたかったけど言えなかった
君への想い託した手紙は
送る先も送る言葉さえも
すでになくなってしまった


行き場を失った想いは 僕の時間を止めた
錆びた針では
時を刻むことは出来ない
この

身も心も錆びついたまま 君といた頃のまま
忘れやしないよ
軋む身体も鼓動も止み 君の姿が映る
手を伸ばした

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

rust(歌詞)

【唄音ウタ】rust【オリジナル曲】の歌詞です。

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35113244
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P5wWQ66T-1E

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投稿日:2022/07/04 23:19:19

文字数:496文字

カテゴリ:歌詞

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