朧に白き霧雨は、
遠雷引きつれ通り雨。
ふるりふるりと氷雨降り、
まさにあわれと、蜃気楼。

何もかもみな幻で、
現(うつつ)に見えることはない。
何もかもみな諦めて、
窓から空をただ見上げた。

それでも望む。指先伸ばせ。
繋がる手と手。溢れる光。
そのとき全ては真(まこと)となりや。


取り上げられた思い出を、
子供は一人で抱え込む。
みなが恐れた、己(おの)が身を、
たったひとりで抱きしめる。

夢見る時間は楽しく、
僕らは傷つくことも無い。
それでも心は寂しく、
癒えぬ痛みを紛らわす。

いつかは誰かに届くと。
言って聞かせ、繰り返し。
零れ落ちる嘘言(うそごと)、
全ては真(まこと)となりや。


されど望めば悲しみを
いくつも生むとしたとしても、


それでも望む。互いに伸ばせ。
繋がる指先。溢れる光。
その身に浴びよ、空の心を。

微かな勇気に変わる世界。
蘇る声 ふるえる光。
そのとき全ては真(まこと)となりや。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

あまつきのひかり

*********************
花一様が曲をつけてくださいました。ありがとうございます!
PVをたま様が作ってくださってます。ありがとうございます!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10066433

たゆたうような感覚に仕上がっています。
静かに、それでもだんだんと盛り上がっていく曲調がステキです。
リピートの苦にならない美しさが大好きです。
PVも曲に合っていて、最後のサビの瞬間鳥肌たちました。


タイトルと歌詞を修正しました。
修正前は前のバーションにあります。


※変更については了承済みです。修正が遅れて申し訳ありません。



閲覧数:799

投稿日:2010/03/28 22:34:22

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 朔夜

    朔夜

    その他

    じゅ・てむ様

    こちらの歌詞にまでメッセージくださいまして本当に有難うございます。
    返信がおくれてすみませんでした。

    歌詞から情景が鮮やかに浮かぶような、
    そんな嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
    まだまだ稚拙な言葉でしか綴れないのですが、
    その中から少しでもなにかを届けられるなんてそんなステキなこと、
    歌詞を書いていて本当に良かったと思えてしかたありません。

    最後に、歌っていただいたこと、本当に感謝しています。
    ありがとうございました。

    2010/11/12 21:37:52

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