言葉の波が頭を走る
それが短い“詩”になる
僕はただそれを紡いでる
メロディの無い詩を紡いでる

初めて詞を書いたあの日から
物語が浮かんでは消えていた
初めて詞を書いたあの時から
空想の旋律は頭を渦巻いていた

音にならない “歌”を今も
描き続けて悩み続けて
歌にならない物語を今日も
書いているただ自分の為だけに

言葉と旋律の波はいつも
時を同じくして僕に降る
それでも拾えるのは言葉だけ
メロディは時間に流れていく

God, give me a melody...
God, give me score...

崇高な理想空虚な妄想
百合の花束メルヘンの世界

物語は未だ未完成のまま

楽譜に載らない歌を今も
歌になれない言葉を今も
誰にも届かないメロディを
書き続けてる紡ぎ続けてる

物語は未だ終わらない