口癖のように君が好きな虹の事
こぼす息が雲になって空に浮かぶ
僕は寒がりで君を抱きしめて
コートのポケットに手を入れてみた
空の上で白く固まってゆくもの
ゆっくりと肩へと積もり始める
唇の隠れるマフラーが好き
長い睫毛、冷たいままの手
街から色が消えていけば
冬になった思い出だけ
セピア色でフラッシュバック
思い出すときれいだった
掌から零れ落ちる水みたい
止められない想い出になる
街よりも鮮やかな君の夢
僕は今、君が好きなんだ
寒がりなまま君の手を強く握る
雪の結晶が街頭で影を作る
こんなにも愛おしいと言う気持ち
君ならばきっと、溶かしてくれる
二人分の足跡をひとつに
耳元にかかるわずかな息
こそばゆくて暖かな気持ち
マフラー越しの君の唇
掌には積もる雪が消えてゆく
とめられないのは時間と同じ
どれだけ空が重くて暗くても
まんなかだけは暖かいままで…
冷たい雪の真ん中に立つ君に当たる街灯
君を舞台に上げてしまった。僕を動かして…
忘れられない雪の重み何て
『消えてしまえば一緒』君は笑う
僕だけは解っているつもりで居た
強がりで雪が嫌いな君の事…
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