メール受信
時音カナ
件名:私の大切な友達へ
内容:
リンちゃん、元気?
私、新しいマスターに引き取られてね、元気にやってるよ。
リンちゃん、いつか、此処に来てね。
待っています。
時音カナより。

「うん、いつか・・・行くよ」

「やっと、やっと繋がった!」
「出来たの?カナちゃん」
「うん、出来た!」
私は、今ララちゃんと一緒にリンちゃんにメールを送っていた。
「ララちゃん、付き添ってくれて有り難う!」
「ううん、私は只、傍に居ただけだよ。カナちゃんの思いが届いただけ」
(カナちゃんは強いんだ。苦しくても、諦めずに信じて、幸せを掴んだ)
「でも、良かったね、トーヤさんとラルが友達で」
「うん、確かに、まさか、トーヤさんとまたすぐに会えたなんて、嬉しかったよ」
あの後、トーヤさんはこの私達が住んでいるマンションに引越してきた。
「あ、で、リンちゃんに私の今の居場所を・・・」
また、リンちゃんと会える。
嬉しいな。

「カナ、私達、また、話せるんだ。嬉しいよ」
私は公園のベンチに座って、そして、しばらくして、
「でね、カナちゃんの友達が、こっちに来るんだよ!」
「そうですか、私も会ってみたいですわ、ねえ、ネガイ」
・・・・・・!!カナちゃん・・・・・・。
そうか、あの人達が、カナちゃんの新しい友達。
話したい、此処に来てるって、カナちゃんに伝えて欲しい!
「あ、あの!ってふぎゃああ!!」
立とうとして、転んでしまった。
「だ、大丈夫ですか!!!???」
すぐにその人達は駆けつけてくれた。
「は、はい。大丈夫です。あ、あの、貴方達は、カナの新しいマスターの所の・・・」
その時、懐かしい声が聞こえた。
「あ、リンちゃん!!!」
「カナちゃん!」
「会いたかったよぉ!!」
「私も!会いたかった!」

「友情って、良い物ですわね」
「ソウ、だネ。ね、私達とネナも、そうイう繋がリ、アルンじゃない?」
「きっと、あるよ!私も、大切な友達、見つけたんだから」

友情、それは、喧嘩しても、絶対に千切れない関係なんだ。
私は、そう思う。

「あああああ!!!!ララ達!居ないと思ったら、また勝手にどっかいっちゃって!!全く!!」
「あ、ラル、ごめんなさい~~~~!!」
大変そうな人達だけど、楽しそうだね。

「ララ!!何度いえば分かるの!!!!」「ひ、ひえ~~~!!!」
本当に、大丈夫?byラル、ララ、リヌ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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真音家シリーズⅡ7話片方の鏡、いつかの友へ

本編で名前が出てない悲劇wwwwww
出すの忘れてた!

閲覧数:39

投稿日:2011/07/22 20:27:16

文字数:1,011文字

カテゴリ:小説

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