ちゃこべ

この中、どれか一枚だけ花びらを千切って下さいな
雫が落ちてポツンと胸の奥で虚しい音立てました
もう、寄りかかることしか出来ない
ハナキリンは泣いてるわ
月に照らされそっと絡まって
「準備ができました」
イニシアティブ奪回大作戦
貴方からもっともっと求めてくれませんか？
読み間違えた僕の困った顔
貴方...

見慣れた街並みに惜別を告げ
声が聞こえてる懐かしい気持ちになる
悪いのは貴方でしょ
いつもはもっと早く謝ってくれていたのになんで？

砂嵐の画面から必死に情報を探った
何度も何度も巻き戻して
ここにはもう戻らない
ずっと好きでいたかったけど
道路が黒く染まっていく...

太陽が傾いて夕焼けに染まる前
おしゃべりにうわの空
駅までの帰り道
今日声掛けたら
うまく話せたかな
また、そんな後悔ばかりしている
明日きっと...
夏の終わり見上げたひまわりのように
気付けば大きすぎて
移り変わる季節に気持ち...

品定めしてるようなその瞳
誰を見ているの？あの娘？
それともその奥のカウンターのあの娘？
愛に飢えてるようなその瞳
何を期待してるの？
グラス越しの視線 感じている
一言目のセリフ
じっくりより抜いて
上ずる声音
夜が始まる合図...

壊れてみえるでしょ？
こんな私の世界観
イヤなら帰るといいわ
終電はまだあるのよ
困った顔してる
パーライトが映し出す
君なら分かってくれるって
思ってたけどバカみたい
えぇ分かってる。そんなのは当たり前じゃない
見せかけの私を愛してるんでしょ...

薄暗い部屋
カーテンの隙間
陽の光 オレンジ色
小鳥が鳴いて起きた
君はまだ寝息たてているね
あふれた私のしずく
愛していてくれたね
Ah この街の色を少し変えてみせて
君のその言葉で
さみしい時にでも思い出していける...