姉依存P

どれだけ頑張っても
力が足りなくて
でも悔しがるのはもうやめた
努力してどうにもならないのなら
弱さを認めて走るだけだ
そこら中で痛む傷跡
「可哀想」だって仲間の声
勝手に憐れむなよ
傷付く事に気後れはない
叫べ...

A)午前２時 真っ黒い空の色
静かな僕の部屋
街明かりに星さえ
光は届かない
B)自分勝手だけど
傷は出来てしまったので
お願い 誰か
誰でもいいから…
S)おやすみ おやすみ
瞼を閉じたら...

夜、目が覚めて 外を眺めたら
そこには雪が積もっていて
空からの雨が濡らしていた
僕が吐く息もこの世界も
今だけは真っ白で
僕の心とかこの世間も
今だけは真っ白に
なればいいのに
目の前の世界は白いのに
その裏の世界は黒のまま...

なんかイライラするんだ
ちょっとしたことにムカついて
この電車の中で一人きりで
泣きそうになって堪えてる
好きになったあの子はビッチで
バイト先の先輩は性悪で
大嫌いな親は殺したくて
もう全員死んでしまえ
セイシンアンテイザイ
それを飲んでる事実が...

大好きな君の優しさを
大好きな君のぬくもりを
大好きな君のその声を
大好きな君の掌を
ずっと好きでいれたらいいな
私の可愛くない顔に
君が頭を撫でてくれる
だから
手首の赤黒い線に
君が泣きそうになっていた...

あれから何年
経ったんだっけ
永遠に18なままの
あなたの笑顔が好きだった
あれから僕は
成長したのかな
永遠に弟なままで
あなたに怒られるのかな
今日も風が涼しいね
あの日が脳裏に甦る...

「おはよ」って笑う君の
目の下に出来た涙の跡
「また泣いたんだね」
「ううん、泣いてないよ」
儚げな笑顔が
それが嘘だって示してる
何で無理をするの
何で隠れて泣くんだよ
僕は君を守りたい
だから...

部活終わりの帰り道
君が何故か俯いてる
作り笑いなんて
らしくないじゃん
「何かあったの？」
「ううん、大丈夫」
じゃあちゃんとこっち見てよ
ほら、やっぱ泣いてるじゃん
僕は魔法使いじゃないから
言ってくれなきゃ分かんないよ...

部活終わりの帰り道
君が何故か俯いてる
作り笑いなんて
らしくないじゃん
「何かあったの？」
「ううん、大丈夫」
じゃあちゃんとこっち見てよ
ほら、やっぱ泣いてるじゃん
僕は魔法使いじゃないから
言ってくれなきゃ分かんないよ...

朝７時14分頃
緑の通知が鳴る
「おはよー(*^^*)」
たった一行だけの
モーニングコール
それでも嬉しくて
なのに私は「おはよ」
って素っ気ない返事しか出来ないの
そのくせ伝えられなくて
後悔はしたくないの...

モーニングコール
「朝だよ、起きて」
緑の髪の少女が僕を起こして
「今日も生きてる…」だなんて
また一人で勝手に恨んで
結局何がしたいんだろう
寝惚けた頭のまま
外に出てみたのはいいけれど
理由もなくイライラして
街中に転がってる...

満月が僕を見下している
負け犬はこんなに惨めか
蒼い月と裏腹に
大地は深紅に包まれて
何故こうなってしまったのか
僕のせいだ
その身を黒く染め上げて
舞い踊る剣(つるぎ)よ
願わくは人類(ひと)を守る希望となれ
進撃する悪魔を蹂躙して叫べ...

君からのメール
「もう…限界だよ」
全てが加害者になったあの日から
君から笑顔は消えた
この小さな箱から聞こえてくる君の泣いた声に
僕はただ黙るしか出来なくて
そんな自分が情けなくて
暗闇の部屋で独り叫んだ
今すぐに手を握ってあげたいのに
今すぐに抱き締めてあげたいのに...

また真っ黒なスイカが見付かりました
これで３つ目らしいです
共通点は、とある少女と交わったモノ
果汁が散乱したそのスイカは
それぞれ別の場所で見付かった
学校、路地裏、公衆トイレ
でも残念場所自体に意味など無いのです
そういえば今日も１つ、少女と交わったモノがありまして
今夜も楽しいスイカ割り
赤い...

色んな人が言う
「あなたは守りたい人がいますか？」
そんな問いに
真っ先に浮かぶのは
ーsorella(ソレッラ)ー
いつも迷惑かけてごめんね
今度は僕が守ってあげるから
お姉ちゃんを惑わすあの男を
僕ガ消シテアゲル
手に握った刃物(モノ)が肉に刺さる感触と...

S)起きて→学校行って→帰ってきて→遊んで→寝て→起きての無限ループの中、人生なんてつまらなすぎてもう嫌になってきたんだよ
A)世界は思ったよりも狭くて
部屋から出ずとも世界旅行
B)親には夢さえバカにされ
やる気なんてとっくに消え失せた
最近では死にたいとかそんなことを考えている日々は
嗚呼、つま...