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砂に囲まれた 緑のオアシス
旅の楽団は その地を目指して
砂嵐を抜け ついにたどり着く
密かに栄えた 小さな都
歌の紡ぎ手は緑の少女
笛を奏でる青髪の男
赤い衣を纏った剣舞士
カナリア色の双子の踊り子
彼らは魅せた多くの人を
街を渡り歩き笑顔を与えた...楽団
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いつかの気持ちをこの胸に抱いて
今でもあなたを想っています。
何と言って表せばよいのでしょう?
熱くなるような 甘く融けるような
そんな気持ちがココにあるのです
何にも負けないような けれど脆いような
そんな気持ちがココにあるのです
どんな言葉を与えられても
ぴったりと当てはまるものはありません
ど...少年に与えられた棘
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この雨が上がったら 手を繋いで出掛けよう
キミの涙が乾くまで 何処までも一緒に歩くよ
膝を抱えて一人で泣かないで
「傍に居るよ」何度も言わせるつもり?
顔を上げて目を合わせてよ
「いつだって僕はキミの味方だから」
ひどい土砂降りのその後に まばゆい光が射すように
悲しみの涙の後には 幸せの種を見つけ...この雨が上がったら
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多忙な都会の喧騒に 飲み込まれていく背を見送って
今日も何だか少しだけ 切ない気持ちになっている
「いつもお仕事お疲れ様」
そう言って抱きしめたいのに
ディスプレイ越しのリアルに
触れることのできないこの手
どうしたら あなたを元気付けられる?
膝を抱えて考えて
どうしたら あなたのため息止められる...あなたに応援歌