負けないこと、それにて。
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ダイヤ通りの日々が過ぎる
軋んだのは車輪か心か
遮断機が全てを飲み込んで
気付いたら汗は乾いていた
等間隔のリズムで鳴る
刻んだのは鼓動か孤独か
赤いランプの影に隠れた
向日葵の泣き顔が浮かんだ
風が報せてくれた概念に...救請列車
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音の無い夜明け前 小さな部屋で一人
瞼の裏側に 作ったスクリーン
夢を見るみたいに 始まるレイトショー
次回予告の無い あの日の物語
色褪せてしまう 枚数も減っていく
だけどそれなのに そこに君はいる
まだ君が好きなこと
思い出してしまっている
深い霧に包まれて
抜け出せないままでいる...cinema
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どうしても 言えないこと
くだらない プライドが邪魔をして
どうしたら 変われるかな
嘘ついて 泣いた日もあったんだ
誰かに伝えたい
でも 否定されたくない
心の奥底は 私しか知らない
笑うことなら いつでも出来る
大丈夫 そんなに弱くない
そう信じてた だけど今さら...clear
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淡い期待を 少し吸い込んで
思わず零れた笑み 君と待ち合わせ
不意に昨日より息の荒い風が
ビルの隙間 吹き抜けていく
ずっと光が照らしてくれる
ダウンの代わりに夢を羽織る
中間色で溢れた街角
景色が変わっていく
そしてふと見上げれば...spring!(仮)
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曖昧な夜と朝の境界で
時々 気付いてしまう
何も無いことに
冷たさが寂しさに
変わる瞬間には
徐々に溢れ出した
答えの無い疑問
「なぜ生きてるの?」
カーテンの隙間 騒ぐ赤色灯...The light (of me)
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爽やかな朝は嫌いなの
綺麗なものは私だけでいい
前の車には 負けたくないわ
小さいからって軽くはない
私のポルシェ 加速して 一時停止
雨降りワイパー嫌いなの
私の視線を遮らないでよ
左ハンドルに 負けたくないわ
お気に入りの音楽かけて...わたしのポルシェほんとはマーチ