雛萌　ルナ

　静かに響く君の声もうつなげない
　柔らかい手 もっと触れたいよ
　まわる すすむ 時間は
　戻れなくて 止まらなくて
　いつの日にか終わりそうで
　怖いよ
※たくさんの愛を 私なりに与えてみたよ
　届くかわからないけどさ それでも
　伝わるように頑張るから
　届くようにするからね...

繋がれた糸をほどかないで
私と貴方を繋ぐたったひとつの糸
誰にも理解されない愛
貴方は永遠に私のもの
好きなもの、嫌いなもの
知っているでしょ？
知らないじゃ済まされない。
わかってる？
もっとちょうだい
満たされるくらいにそそいで...

ズルイ感性をひきずって
また僕は嘘つくのさ
新しい影なら、踏んでしまおう
気のすむままに
ダルイ感覚をひきずって
また朝はのぼってくる
痛い足なら、切り取ってしまう
気に食わないの
もう一回 口きいてよ
ねえなんで 無視するのさ...

さよならを告げる 汽笛
次の駅はあっち？ 揺れる
後どれくらいでつくのかな
最後に聞こえた声
まだ頭のなかに響いてる
再生して逆再生
映しだされた 真っ赤な地図
書きだされた あべこべ それ
ばらばら あれ パズルみたいだね
ばいばい 手をふるけど...

真っ黒なキャンバス
どんな色を塗ったらいいかな？
まだ何も描かれていないはず
なのに 真っ黒で なんだか
僕の中身をうつしたみたいだ
青　赤　緑　それとも オレンジ
悩んでる間に 外は真っ暗で
やりたい事たくさん
ありすぎてみつからないんだよ
夢とか君とか僕とか あーなんだっけ...

A
「踊りましょう」黒猫が手をさし伸べる
誰もいないステージで始まる 舞踏会
終わらないユメの始まりですからね
クルクル廻って戻れないから バイバイ
B
気づいたらもう虜なのよ
毒りんご頬張って 微笑む
C
みえた 笑顔 隠して...

ひとりの声から
わたしは生まれ
姿なくても
いいかな
声から作られた
私には姿ない
それでもいいかな
そう思ってた
だけど
姿がある子たちみて...

電話のコールで
始まるの 素敵な恋が
「またね」 「ばいばい」
終わったよ 楽しい時間(とき)
眠れないわたしが
だだをこねてるから
大人にならないと
おいてけぼり
好きだよが言えない
素直になれないから...

なくしたものは
どこにある？
そんな事もわからないの？
必要なものは
そこにある？
そんな事は知らないから
ふわふわ 浮いてる言葉を
手繰りよせて つかむんだ
もがいても 其処にはいないのに
探してる僕がいるんだ...

Ａ 流れてる星をみて
「キレイだね」って
言った君の
Ｂ 笑顔の裏側にある
ほんとの感情に
気づけなかった
奥で泣いていたはずなのに
Ｃ なにもないように
笑ってみせた
強がりで弱い君に...

喧嘩ばっかしてる
僕と君
仲直りなんてできない
押さえつけたら
反抗をする
だから口をふさいだ
声もだせずに泣く
歩いてきた道に
おいてきたのに
感情とか希望とか...

廻り廻り ここにいるの
変わらないから
私 ここにいるの
誘い愛す 純愛
戻りたくないから
ぼくら 消え去るの
あっちこっちで見つけた
恋の実を食べてしまおうか？
食してしまえば
全部 同じだから...

探してるものは水に流されてくのさ
残ったものは ただの僕と君
それはとっても素敵なもの？
違うでしょ？ そうでしょ？
あのね
違うなにか探しているのはね
それがなにかと知りたいから
残ったものは雨音にかき消されていくの
それは君の心...

誰かに愛を伝えるために言葉が生まれたとしたなら
それはとっても素敵な事 今すぐ君に伝えたい
初めて君が教えてくれた誰かを愛するという事
それはとっても素敵な事 優しい気持ちになれるんだ
そこには愛という歌が歌われているんだという事
そんなとっても素敵な事 誰かに教えたい

むしゃくしゃして 吐いた言葉
ひとつひとつ 消えていく
誰かこんな私を笑ってよ
楽になりたいの
傷つけて満足して落ち込んで
そんな毎日繰り返して
「疲れた」聞き飽きたよ
暗い道を裸足でかけぬける
その先に見える真実は…
飛び降りたらこの世界が変わるって...

好き＋好き＝大好き
嫌い＋嫌い＝大嫌い
じゃあ
好き＋嫌い＝普通？
そんなことどうでもいいよ
僕が君を好きなことには変わりないし
そんな式はやくに立たないよ？
好きになるってなんだろうね？
改めて考えてみると不思議なもの
誰が初めて人を好きになったのかな？...