あなたの後ろ姿だけを
 焼き付けて 忘れないよう
 星灯りが降るような
 声さえ 届かないから

 あなたの残した香りだけ
 私は 抱きしめて眠る
 まるで夢だったような
 二度として 逢えないから

 記憶だけは何度も巡ってゆくのに わたしは
 ずっと動けないまま ここにいるから
 指先の温度は 薄れてゆくのに

 霞み雪 空に舞い散ってゆく
 あなたはそこにいましたか?
 華咲き 夜露に濡れて消えていく
 ただそこに 下弦の月だけありました



 あなたが幸せと呼ぶなら
 痛みさえも受け止めよう
 月が浮かんでいるから
 私ひとり 思い出す

 触れたあなたの温度だけが
 現実だと認める証
 「抱きしめて、そばにいてよ。」
 白に溶けて 消えるだけ

 宙を舞うように辿り着かない想い あなた
 一度でも振り返ってくれましたか?
 私の声を忘れてはいませんか?

 霞み雪 世界を白に包んで
 全部 私の色になれ
 華咲き つぼみのまま永遠にあれ
 そのまま落ちてしまえば それでいいのに



 違う時代に生きていれたら
 もっと違う 結末だったの?
 引き裂かれる運命(さだめ)の恋歌(こいうた)は
 消え去るから美しいのですか?


 霞み雪 空に舞い散ってゆく
 あなたはそこにいましたか?
 華咲き 夜露に濡れて消えていく
 満月だけが私を見ていました

 霞み雪 空に舞い散る
 そこにいたのはあなただけでした
 華咲き 桃色はもうすぐでしょう
 空は澄み渡り あなたの色でしょう



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】霞み雪 華の咲き(不採用)

紅季煉獄様の音楽
http://piapro.jp/content/0ew4gewh493iqz4l
が素敵すぎて、
またまた初心者が無謀にも歌詞作成(。-∀-)

元々音楽で世界観ができ上がっていて、
とっても素敵な音楽なのに
こんなあたしが歌詞とか書いていいんだろうか、
とか思いながら書きました。

初めて聞いたときに平安時代とか
そういう昔の恋の歌、って感じの
イメージだったのでそのイメージのまま書きました。

平安時代、身分違いの恋。
ミクかルカかどっちのイメージにしようかと
思って書いていたら、
明らかに相手がKAITOっぽくなってきて、
ミクでしかイメージできなくなったので、ミクで。

サビの部分に関しては
ミク=雪、空=KAITO、華=KAITOの許嫁
のイメージです。

とりあえず、
2回目の歌詞制作、楽しくできました(*´∀`)

閲覧数:306

投稿日:2010/02/09 21:44:54

文字数:658文字

カテゴリ:歌詞

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