夜明けの部屋でひとり 冷たい壁にもたれ
手にした古い雑誌 色あせた表紙

シミだらけのページの隅で
16の僕が 何かを叫んで生きてる

人ごみ 逆らうように 伸ばした腕はいつも
現実さえ触れず 空を切るだけで

溺れて沈むメッセージに すがりつきながら
見えない誰かに 拳を振り上げた

 あの頃 何のためらいもないまま僕は
 ただ走り続けてた
 いつしかオトナになること 気づかぬふりで
 錆びつくことばのナイフ 振りかざして

気づけば 僕はひとり
願いもはかなく消えて


『出逢いは歴史を創る』と 誰かの言う
曖昧な理想に ただ衝き動かされ

 セカイに向かい突き立てた 中指の先
 噛みちぎられた爪を
 オトナになることを拒む 言い訳にして
 逃げてただけ

 真実なんて名ばかりの 幼い熱に
 うかされ続けた日々
 でも何ひとつためらわず ただ走ってた
 あの時代(とき)は嘘じゃない

 今もまだ 青い幻想(ゆめ)抱えて…
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

1987

nocchi1031氏(パレットP)とのコラボ2作目です♪
http://piapro.jp/content/9joinccd4hdrr85b

動画はおなじみrumecoさんとのコンビ!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8716955


『MEIKO生誕祭2009』参加作品です。


[ライナーノーツ]
http://mak-kanzawa.seesaa.net/article/168400380.html

閲覧数:1,236

投稿日:2009/06/28 01:29:07

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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