足音はふと 息を止めて私と
あなたの世界 ただ見つめていました

沈黙もまた そっと二人包みこんでは
お互いの顔 覗き込んでいました

欠伸する猫 風を切る鳥
辺りは特に変わりないのに
ここは何処だろう? どこかおかしいよ
一つの言葉で

「ごめんね」と言ったあなたのことを
この先もきっと忘れはしないでしょう
さよならを告げて 気がつけば一人
影連れて佇んでいました


思い出はふと 肩落としている時
悪戯にただ 私を揺するでしょう

そよ風もまた 私の髪を攫っては
あの日の私を 嘲笑うことでしょう

黄昏の空 路地裏の花 
あの日の景色 覚えています
だけどあなたの 瞳の色だけ
忘れてみました

悲しみが押し寄せて来る度に
日常が濡れてぼやけてしまうのです
止めどなく頬をつたった涙の
湖に溺れそうなのです


これまでをあなたといられたこと
いつまでも ずっと 色褪せしないでしょう
だけどまだ今は視界霞むから
今日だけは弱虫でいいですか?


…好きでした。

だから「ごめんね」と言ったあなたのことを
この先もきっと忘れはしないでしょう
あなたには涙見せたくないから
明日からまた笑ってみせるね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Re…

ラーメン丸さんの曲に詩をあててみました。不採用ですか。
http://piapro.jp/content/eq188ry8ojt5uqf8
見ての通り振られ(お別れ)ソングです。

閲覧数:321

投稿日:2010/09/07 22:18:04

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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