抱えた膝に零れた一粒
視線の先に首傾げ一羽

見上げてたつぶらな瞳くるりと丸く一声

頬から涙すくい肩へ不意に舞い降りて
真っ白　くすぐる羽
いつの間にかその優しさに　
ただ忘れて無邪気に笑ってた

ためらう肩にせっつく嘴(くちばし)
風にはためくカーテン開けば

どこまでも広がる青い大空大海原が

飛び立つ白い翼日差し浴びて閃いた
何にも囚われずに全て溶かす青い景色に　
さあおいでと誘うように舞ってた

両手を広げ歌う声は空を飛ぶ翼
響いて力強く風を受けてあの雲越えて
そう果てまで共に飛んでいこう

ライセンス

無邪気な翼

村上夏木

KEI-Gさんの歌詞募集楽曲( http://piapro.jp/content/616tn2t7yr5vxesn )へ応募させていただいていた歌詞です。
聴いていて癒される、爽やかで優しい、広がりを感じさせる魅力ある曲だと思います。
歌詞参考用イラスト( http://piapro.jp/content/cmlq9t0cf7dpu966 )が可愛らしく爽やかで素敵です。

曲からは、優しさ、広がり、のイメージを強く感じ、
イラストから、白、鳩、翼、青、空、海、歌、飛ぶ、のイメージをお借りしました。

ミクさんが鳩に元気付けられる歌。
鳩の姿は「前向き」「無邪気」「自由」をイメージして書いてみました。
想像(妄想？)した鳩とミクさんの姿が自分の中でかなり可愛かったので、元々の自分の癖も相まって、描写が大半を占める結果に。
バランスの取れた、曲の音を大切にした歌詞が書けるようになりたいなと思います。

前のバージョンにカナ歌詞があります。