春の道 晴れたら 扉を出よう
白い靴で踊るように
約束の時間には早いけれど
朝露残る花を摘み あの人に会いに行くから

今を盛りと咲き誇る 花は私の恋心
今を盛りと咲き誇る 花は摘まれて散るばかり

嘆きの涙に溺れて あなたを探す
終わりの見えない悪夢(ゆめ)から覚めない
嫌いになったわけじゃないなら何がいけないの
優しい嘘より真実で踏みにじって
抜けない棘を刺して この想い息絶えるまで


待ち合わせは しだれ柳の岸辺
芽吹いた緑 掻き分けて
梢に眠るあなたへと差し出す
紫蘭 ひな菊 金鳳花 いらくさの輪に編み込んで

今を盛りと咲き誇る 花は摘まれて散るばかり
今を盛りと咲き誇る 花を捧げて別れゆく

嘆きの涙に溺れて あなたを探す
光の見えない深い水の底
紅染めた手のひらに 花はもういらないの
哀しいしがらみ 握られた刃かざし
いつか悲願(ゆめ)が叶う日 そこに私はもういない


白い靴で踊るように いつもの岸へ
手招き 微笑む あなたの残影(まぼろし)
世界は光の春 羽ばたく鳥を放つ時
綺麗な思い出 それより棘を残すから
消えない痛み抱いて流れに涙を注いで

花の環(わ)潜って また巡り会う日まで




【読み仮名と字数】

(Aメロ)
はるのみちはれたら とびらをでよう(9+7)
しろいくつでおどるように(12)
やくそくのじかんにははやいけれど(16)
あさつゆのこるはなをつみ あのひとにあいにいくから(12+12)

(Bメロ)
いまをさかりとさきほこる はなはわたしのこいごころ(12+12)
いまをさかりとさきほこる はなはつまれてちるばかり(12+12)

(サビ)
なげきのなみだにおぼれて あなたをさがす(12+7)
おわりのみえない ゆめからさめない(8+8)
きらいになったわけじゃないならなにがいけないの(22)
やさしいうそより しんじつでふみにじって(8+11)
ぬけないとげをさしてこのおもいいきたえるまで(22)


(Aメロ)
まちあわせは しだれやなぎのきしべ(6+10)
めぶいたみどりかきわけて(12)
こずえにねむるあなたへとさしだす(16)
しらんひなぎくきんぽうげ いらくさのわにあみこんで(12+12)

(Bメロ)
いまをさかりとさきほこる はなはつまれてちるばかり(12+12)
いまをさかりとさきほこる はなをささげてわかれゆく(12+12)

(サビ)
なげきのなみだにおぼれて あなたをさがす(12+7)
ひかりのみえない ふかいみずのそこ(8+8)
くれないそめたてのひらに はなはもういらないの(22)
かなしいしがらみ にぎられたやいばかざし(8+11)
いつかゆめがかなうひそこにわたしはもういない(22)


(サビ)
しろいくつでおどるように いつものきしへ(12+7)
てまねきほほえむ あなたのまぼろし(8+8)
せかいはひかりのはるはばたくとりをはなつとき(22)
きれいなおもいで それよりとげをのこすから(8+12)
きえないいたみだいてながれになみだをそそいで(22)

(ラスト)
はなのわくぐって まためぐりあうひまで(8+10)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集歌詞】 オフィーリアの遺言 【(むしろご自由にお使いください)】

曲募集というより、本当にご自由にお使いください的な代物です。
かなり半端な文字数なので、使いやすいように作り直して頂いても良いですし、要望をいただければこちらで直しも致します。


イメージの元は小説ではなく絵画のオフィーリア。
ミレイよりアーサーヒューズのオフィーリアがイメージ。頭の中で金髪が緑に自動変換されてますが。
誰か描いてくれませんか~、オフィーリアなミク・・・。

閲覧数:774

投稿日:2008/09/27 13:28:58

文字数:1,324文字

カテゴリ:歌詞

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