Takiの投稿作品一覧
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Sie haben keine andere gehen.
(ジーハーベンカイネアンデレゲーエン/彼らは進む他ない)
Die gefalteten Händen gegenseitig.
(ディーゲファルテテンヘンデンゲゲンザイティッヒ/お互いに手を握り合わせて)
Bruder und ...『ヘンゼルとグレーテル~魔女の語る物語』
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【A】
蒼天高く 舞う鷹(たか)よ
その目に私は 映るだろうか
紅く色付く 花咲かせ
この大地の上 歌っているの
【B】
掲げよ杯(さかずき) 祝いの宴
昇る歌声 天を褒め
大地を祝い 舞い踊る
【S】...『冬天欣喜』
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蒼穹高く
人は果てを知らず
恵み降る
雨の甘さを享受せん
羊を追え 草を食ませ
感謝を捧げ 共に生きよう
誰も同じ空の下
生まれたのだから
演奏二胡
(イェンゾウ アルフー)...『二胡(アルフー)』
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【A】
踏みつけられた蛇が歌う
贖いとは妄執
あからさま 振り撒く 腐敗臭
純潔なる切り花
子沢山とは婀娜花
【B】
鎮魂歌に 踊る
謝肉祭の 無礼講
緋ごろも卿 社交...『聖櫃ノ画弄』
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空は混乱
逢魔が時の斑模様
星が零れ落ちて
砕けて消える
消えていく
世界はこのまま終わるのかな
木偶の坊な建造物(オフィスビル)
繁華街は七色の誘惑
空を切り分け神様 探して
問い詰めようか...『無神論』
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【A】
兎穴に跳び込んで窮屈なの窒息死
そんなことあるわけないわ
だから私は落ちていく
裏側に飛び出したなら空の海へと身投げする
【B】
「私を飲んで」と誘うから
毒だとしても構わない
甘い夢飲んで死ねるなら
毒はその分苦いのよ...アリスの死体ごっこ
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誰がアリスを殺したの?
それは私と女王が言った(queen)
私の法廷で公正な判断で(seen and clean)
私がアリスを殺したの
誰がアリスが死ぬのを見たの?
それは私とチェシャ猫が言う(cat)
クリケットに参加しなかった(bat)
私が死体を見つけたよ
誰がその血を受けたのか?
それは...Who killed Alice?
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【A】
祝い歌え解放の日
天には境界無し
祝い歌え解放の日
方形の国境バビロンの遺構
【A】
祝い歌え解放の日
祈りは血より溢れ
祝い歌え解放の日
神(ジャー)は現れたいざザイオンへと...『ザイオン』
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【前奏】
マイン ハー イスト ヴァイサー シャウム ゲシュモルツェン
《泡に溶けた髪は白く》
マイネ オウゲン ザー ブルト ロート ゲフェールブト
《血を映した瞳赤く》
マイネ スティーメ イスト ハイサー シュライエン
《声は泣き嗄れ》
イッヒ ヴルデ フォン ウヌライネン ゲエハテット
《排...『人魚姫』
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*()=レン
【A】
ある時代 ある国は
ある日二つに 別たれた
【B】
潔癖な眼差し青く
堅牢な城を誇った
正統を謳う長兄
青の王子(K)
鮮烈な眼差し黄色く...『薔薇は散る』
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【A】
黄泉つ坂を駆け下りて
さてもさて乙女は
囚われの赤き君
救わん放たん
説教垂れ阻むは
濡れそぼつ獣よ
永遠(とわ)を描く輪の中
暗涙流る
【B】...黄泉つ国アリス
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【A】
自分でさえも 犠牲にできる
君を愛した それだけなのに
太陽さえも 尽きるのならば
神さまだって 死ぬんだろうね
僕という名の 小さな全て
君がいなくて 意味を失くした
どうしてなんて 聞けもしないね
だって何処にも 君だけいない
【B】...『悲しい記憶1』
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【A】
黒猫避ける道は 細道
首を絞める 有象無象
手招きしては お入んなさい
森の木霊が 笑い続けて
鳥は狂って 踊り出す
喉が枯れても かさかさ嗤う
【B】
あの子に似ている雛(ひいな)は
用が済んだら 燃やされる...『とおりゃんせ』
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【S’】
入れ替わり 成り代わり
掴んだ幸せ それは誰のもの?
【A】
生まれつき 欠け損なった
この目のように
がらんどうな この心
無い物を 求め諦め
涙に溺れ
歌声さえ 嗄れ果てた...『兄と妹と隻眼の娘』
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【A】
突き刺さる風は刃で(5.7
俺の道遮っていた(5.7
後悔なんてしたくはないから(7.8
進むんだ(5
【B】
アイス手に入れる為に(3.8
季節なんて無視して(6.4
この足止まりはしないさ(4.8
Ahアイス食べたい(1.7...『冷凍食品半額』
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【A】
行きては帰れぬ兎の穴
奈落に落ちていく女童
賢きおつむと慢心せねば
干さぬ毒杯もあろうもの
【A‘】
やんやと騒ぐは色情魔ぞ
気狂い身包みは剥がそうか
玉の緒手繰るも途切れて消ゆ
生きては帰れぬ不思議の国...地獄のアリス
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【A】
郊外の研究所
忍び込んだ薔薇園
花見下ろす顔が
泣きそうに見えたんだ(L)
始動試験を終えて
散歩を許された
侵入者の少年
悲しげに見つめてた(K)
【B】(L)...『Song and Soul』
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【A】
咲き染めた花も散りゆく盛りは過ぎて
人は去り行く時に名を刻む為に
【A´】
旅立つのはいつでも戦場 変革の時に
私は歌う爪弾くギターを抱き締め
【B】
人は生まれ 時を作った 命は輝いて
涙結び 怒り吼え立て 誇りを掲げ
【サビ】...『花炎(かえん)』
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【A】
何処へ消えてしまったのアリス
退屈を持て余したのかしら
不思議の国へと落ちていく
貴方を救いに行きましょ
涙の跡 残された広間
美しい庭に行くのかしら
鍵持ち薬を飲みましょう
可愛いあなたを探して
【B】...Sister of Alice
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M)=MEIKO、L)=ルカ
【A】
M)「さあ、位置につけ! ゲームを始めよう!」
審判は不在で勝敗は不明
全ては破綻から始まった
【B】
M)終わらないお茶会 至福の時
L)(気狂い先なし汚れたカップ)
M)宴遊のクロケー 至悦の時
L)(狂宴首切りルールは無用)...WonderLand The End
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【A】
涙象り
天落ちる
滴が命だと
言うのなら
いずれ花
咲かせる
【B】
大地
潤して...『滴2』
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【A】
嵐を前に迷い込んだのは
屋根の腐った洋館
別々の日に 別々の場所で
殺された可愛そうな 双子達
【B】
二人の Rotkappchen(赤ずきん)
頭痛に悩んで いたのでしょう
【S】
濡れた足跡 好奇心で追う...『Froschkonig~フロシュケーニヒ~』
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【S‘】
大事な役どころ
教えてあげましょう
全てを領(し)するのは
ただ心のままに
欲のままに
【A】
意味のないものなどありはしないの
国の入り口兎穴
不思議の小瓶飲まなきゃ入れない...『ハートの女王』
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【A】
Ich war das Aschenputtel.
「私は灰被りだった」
三度知らぬと嘘を吐き
恋の手から逃げ出しても
愛と鐘は鳴り響く
【B】
魔法使いは言った
舞踏会の夜
魔性の女王を生む...灰被妃
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【A】
聞きませ昔語り
猫の子飼うは
寝子の女(め)よ
月夜の闊歩散歩
買われた花は
宵に咲く
【B】
百瀬を過ごし
花の下...猫又
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【Aメロ】
黒いほどの森の天蓋
風 蹴立てる万緑の波
お眠りよ お眠りよ
森の奥から歌声がする
【Bメロ】
それは小さな村の
古びたお話
荊の中に眠る獣の王と
歌う守人 黄薔薇の少女...『獅子の森』
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【A】
命短し秒針
誘ったバニィガール
落ちる逆さの不思議は
アンダーグラウンド
【B】
性は逆転回る
帽子屋 鼠 三月兎
愛を飲んで噛み砕いて
変わりないよ気狂い...ロストボーイアリス
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【S】
愚鈍な羊飼い馴らされて
その身は人も喰らえるのに
天を仰いで馳せる思いは
槍でも降って来ないものか
【A】
平穏に飽いた少年
変わらない一日
退屈な日々への意趣返し
少年の嘘...『狼少年』
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【S・short】
強きに謳歌(おうか)
弱きに哀歌(あいか)
賢きは栄達
愚かしきは破滅
【A】
踊る狐火 青く閃く
今宵は嫁入り「通しゃんせ」
揺れる黄色
尾花か獣か...『子狐の皮衣』
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【S】
「魔法の鏡よ」(Zauberspiegel)
真っ黒な煙(schleir)真っ赤な鉄(schuhe)
纏い踊った母の最期
「魔法の鏡よ」(Zauberspiege)
言わなくていいのわかってる
生の背後鏡映る死よ
【A】
父は狩人秘匿の不義の子
母を殺したのは『白雪姫(おねえ...黒氷姫
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【A】
寝るに困らず食うに困らず果ては
身を飾りそれが許されるお幸せ
【B】
そんな貴方の
耳に聞こえてくるのは
社会を乱す犯罪の暴力・不正
貴方は正しく憤る
Es ist Clown
(エス イスト クラヴン)...『青い道化師』
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父母は亡く孤独の玉座
その瞳は凍てつき語る
この世は醜い
荘厳な音楽に
廻る廻る
女の衣装(ドレス)
虚を実に替える虚構の城
廻る円盤は運命の輪
抗う術も無く孤独の玉座
夜を煌々と照らす装飾燈(シャンデリア)...星が見下ろす物語Ⅲ(連作)『青の王』
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【A】
夜に迷った蝶が お前で
月光飲んだ花は 俺かな?
あいつが 太陽だとするなら
お前の恋は
投身自殺に 似ているんだ
そうさ今夜も
【B】
綺麗な泣き顔 好きだけど
俺以外の 名前呼ぶ...『月光蝶』
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哭々 月亮
(クークー ユエリャン)
哭々 漂亮
(クークー ピャオリャン)
奏でましょう 膝に琴(きん)
哭々 月亮
哭々 漂亮
弾きましょう 揺籃歌(ようらんか)
花も眠った 青き闇
夜の大輪 招くよに...『眼泪(イェンレイ)』
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※(K)=KAITO (G)=がくぽ 無表記は二人 〔〕は二人別歌詞
【A】
弾き語る二胡の音(K)
神代の昔を語る歌(G)
花さえも微笑む(G)
薫風が包む四阿(あずまや)で
【B】(G)
雪に紛れる椿の清楚
春来の日差しを
待ちわびながら...『春秋二季』