高畑まことの投稿作品一覧
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思い出すのは 砕けるガラス
「傷付いた」こと
おかしいね あの時あなたに
何を言われたかも憶えていないのに
憎しみを絶望を
全て諦めに変えて
歩み続けた人生は
誰かに何かを残せるのかな
私の命はいつ潰える?
涙を拭って生きましょう...moment
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夢を追いかける瞳が好きだった
私の持っていないもの
君は見ていたから
「夢」を語るのは簡単で難しくて
否応もなく気づかされる
-即物主義-
どこで見失ったんだろう
私はいつしか悟っていた
伸びていく影が二人を引き裂いた
どうして傍にいるのに触れないの...トウエイ
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滲むサーチライト 残るリフレイン
最期の音は止まない
撃ちだされた弾丸 胸に響く痛み
どうして 消えてしまったの
撃鉄を上げる度 心は麻痺していく
見えない赤に染まる この手はナニを守れるの
信じた世界が 嘘に染まって消えていく
感じた温度が 闇に紛れて褪めていく
鳴り響く銃声 息詰まる鈍い音
誰か...RH
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君は知ってますか?
僕も生きているんだよ
飽きたら捨てる玩具のように
いつか僕も捨てるんだね
気まぐれに付き合って
何度か肌を重ねて
君が僕を見ていない事
気付いてしまった
明るい笑顔が愛おしい
こもる声が気持ちいい...反芻
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狭いベッドに 横たわり
見上げてくる あざとい両目
切ない声をあげて
見せびらかす様に 腰をくねらせる
-気まぐれな誘惑-
そんなことはわかっている
だけど堪えきれない
強い欲望
もふりたい もふりたい
もふりたい ね・こ...ネ ア レ
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「こんなはずじゃなかった」
呟く君の横顔に
誰かの面影 重なって
心が痛いよ
強くあろうと願うほど
痛みに耐えられなくなる
どうしてこんなに辛いのかな
笑顔を作るだけなのに
ずっと信じていた大人になったら
苦しいことは感じにくくなるって...Dream Stealer
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眼を塞いだ 現実に
置き忘れた 世界だけ
どうかどうか その手を
かざして Ah
背筋が冷たく なるような一瞬
周りの景色も 醜く歪んで
落とした 雫は 誰の物なの
錆びついたコンパスじゃ 未来は描けないよ
取り違えた 言の葉は
気付いても 届かない...備忘 (方向を見失った詞
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アイムアライブ アイムアライブ
凹まされたって 投げ出されたって
自分の為の存在証明
無くしたくない亡くされたくない
砂を噛んでも生き抜いてやる
TVのニュースは
「嘘ばかり」誰か呟いて
ネットのニュースは
紛らわしい 虚飾溢れて
誰の言葉 信じればいいの?...アイムアライブ
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何のために戦うの? 誰のために闘うの?
報われないと 知っていて
それが正義と 唱えるの?
迷いながらも 答えを探し
いくつもの嘘に 騙されて
流す涙の 色は何色?
やりきれない想いだけ 募っていく
そう 膝をついて
挫けそうになっても
戦うことを止めない...The Lonely Ranger
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この声が 聴こえないなら
そんな耳 落ちてしまえばいい
この姿が 見えないのなら
そんな目は 溶けてしまえばいい
もしも世界が終わる時が わかったなら
二度とあえなくなる前に 殺してあげる
君がいない世界に 救いはないから
君を傷付ける物全部 僕が壊してあげるよ
見返りを待たない 純粋な気持ちが
少...歪愛
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夕闇迫る坂道で ぽつり 君が呟いた
顔が翳って 見えないよ
どうか冗談だと 笑って
間抜けな僕は 気付いていなくて
無神経に 君を傷付けていた
-どうしても辛いなら 相談すれば良いんだよ-
そんな言葉を吐いた 自分を罵りたいよ
泣いてもいいよ 傍に居たいよ
君の泣ける 場所をつくりたい
独りだなんて...四月一日
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からころからころ 花魁道中
酸いも甘いも 色目を競い
傘で隠した 白絹美人
刷いた紅が 言(こと)紡ぐ
-観ないでおくれ-
艶消し着飾り 棄てた里を
夢に現に 思い馳せ
いつかは帰ると 指切りげんまん
化粧(けわい)で隠す 涙あと
廓に沈んだ この身体...芍薬(仮)
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誰の心にも咲いている
名前もない一輪の花
嬉しかったり楽しかったり
水も栄養も気持ち次第
目を閉じて胸に手を当て
想像してごらん
君の心の花は何色?
元気に咲いて居るのかな?
咲き誇るのは
幸せ感じるから...flower
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たった一言で 叶う恋だから
言わないでいる 方が幸せ
気付けばいつも 君を探していた
駅のホーム 昼休みの廊下
少し俯きがちな君の
肩から流れる 黒い髪
はにかむ笑顔が可愛くて
華奢な身体を守りたくて
幸せに なって欲しくて
今日も見ない 振りをする...君の、シアワセ
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手を伸ばして 求める蒼(あお)
落ちてゆく 逆さまの街
辺りは 一色に染まって
鏡の様に 映る空
僕が僕を 見つめる
頭の何処かで
雑踏の ざわめきが聴こえた
手を伸ばして 求める空
掴めない 紺碧の街
網膜に 焼き付いて...タイトルなし
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「ゆーびきり、げんまん
うそついたら、はりせんぼん、のーます!」
気付けばいつも一緒で
同じ時間(とき)が 楽しかった
世界が狭かった あの頃は
君が遠くなること 知らなかった
二人並んで 見上げた夕日
特等席と決めた ジャングルジム
一生懸命上った てっぺんは
今では僕の 眼の高さ...泡沫(仮)
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あの人はいつだって突然で。こっちの都合なんかお構いなし。
今日だって、ずっと前から約束してたのに。「こないだの商談が上手くいきそうだから」なんて……。しかも、メールで。
「仕事と私、どっちが大事なのよ…」
呟いて、自己嫌悪。最低だ。
こんな事、彼には絶対に言っちゃいけない。
わかってはいるんだけど、...だから、待ってて?
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炎の様に赤い髪に、金色の瞳
「おっどろいた…おまえさんは、竜の子かい?」
俺の言葉に唇をわななかせ、憎しみすらこもったような目でこちらを睨む。
「違う!私は…私は『ヒトの子』だ!」
それが、俺とトロの出会いだった。
「お…かぁ…さん……?」
鉄柵のはまった扉の向こうは、意外と豪奢に設えられていた。
...コナイとリアン
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A
今日は特別な日 君と僕が出会って
泣いたり笑ったり 色々を詰め込んだ日
もう忘れたかな? 君に告白をして
泣きそうな笑顔で 「はい」と言ってくれて
B
後悔もさせたかも 嬉しいばかりじゃないかも
君が望まないなら いつでも僕は身を引くから
S
抱えきれないほどの 花束を君に贈ろう...抱えきれないほどの花束を
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----願うことすら、罪だと言うの?
祈ることすら、赦してはくれないの?
今日も盛大に鳴る、アラーム。
時刻は6:30…
「ぇ?7:00!!??」
目覚まし時計を確認して、跳ね起きる。
さっきまでの夢の余韻も、寝起きの気怠さも一気に吹き飛んだ。
とりあえず「どうしよう」しか浮かばない。
頑張れ...無秩序2
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甘い甘い 理想押し付けあって
一体何を 成し遂げたいんだ?
暗い暗い 未来しかないんだって
嘆いたって 何も変わりゃしない
君が今立つ 三途の川に
飛び込む勇気 あるならさ
きっと望まぬ 未来だって
変える勇気に なる筈だよ
アレから今まで 持ち堪えてきた
我慢を重ねて あと何年?...レジスト(仮)
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----それでもいい、大丈夫。
私はただ、失いたくないだけなんだ。
やかましいアラームで眼を覚ます。
目覚まし時計は6:30。
「ぅ~~~」
何だか、すごい壮大な夢だった気がする。
とても、哀しいことがあった気がする。
・・・・・・次の話に使えるかな。
ふとそう思って、頑張って思い出そうとして...無秩序~いつものための何か
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窓に白い息を吐いて 歪んだ景色を薄くする
窓を叩く雨の音は 憂いを晴らしてくれはしない
耳をふさいでも染み込む 雨の音
綺麗な声で遮ってくれた あなたは
-ドコニイッタノ?-
見たくないものばかり 溢れていて
あぁ あんなにも世界は 綺麗だったのに
醜い心ばかり 溢れだして
あぁ あんなにも私は 愚...rainy
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I know you know -I must be in love-
When never you need,wishing there upon.
Those are fearing heart lasting more thing.
Those are seeking heart last...覚書
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----ッ!!
がなりたてる サイレン
言葉 亡くした悲鳴
アゲた筈の今日は 既に落ちて
嘘に染まった 真実
出処不明の噂
下げた筈の右手を 誰かが掴む
何がそんなに不服なの?
終わり見えない メリーゴーランド
明日が ほら また始まるよ...哂う三日月(仮)
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願いを 書いた 手紙を 集めて
重ねて 行ったら 何メー トル?
願いの 種は 尽きるこ となくて
慌てて みても 遅い んだ
人の世界 僕の世界 周り仕切る 柵の中
有り触れた 「個人」なんて 誰も眼に 留めない
止まった 時計は 音起てて 崩れる
溢れた 世界は どこに 零れる?
弱さを 見せな...手紙
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僕は 歌うよ
歌を 歌うよ
ぶきっちょな 僕はまだ
上手に 歌えないけど
音に合わせて リズムに乗って
息を吸って 空気震わせて
僕は 歌うんだ
歌を 歌うんだ
不器用で 今はまだ
上手に 声も出せないけど...歌うよ
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眼にしみるほど 晴れ渡る空に 毒づいて
「何を迷うの?」手招く -あちら側-
Liar Liar Liar! 夢思想 語る前に
HurryUp HurryUp HurryUp!
厄介ごと(目の前) 片付けて
Liar Liar Liar! 烏が鳴いている
Higher Higher Higher!
...Liar Liar Liar
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閉ざした 瞳の奥に
鈍く光る 闇があったの
そっと瞼を閉じて
押し出した泪は
頬を転がり落ちる 透明な真珠
震えた吐息 伝えきれぬ思い
今日も押し込んで
瞬きを一つ 誰も気付いてない
水滴 散らした
何を聞かれても へらへらと笑っていれば...Blind
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欲しい物は一人一つ
「マザー」は笑顔で聞いた
「サンタクロースに何をねだるの?」
喧騒と隣り合わせの修道院
私の「生まれたところ」
一緒に暮らす兄弟は12人
みんなとても仲良しで・・・
空から天使の羽根降る 11月
誰もが笑顔でそわそわと落ち着きがない
欲しい物は一人一つ...備忘
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○
目を閉じて 溜まった滴 押し出す
声も出ない 言いたい事たくさん あるのに
ただ「哀しい」 が心を浸食して
泣いてしまったら
「負け」な 気がするのに
意地を 張れば張るほど 離れてく
距離を 見ないふりで 今
ごめんね 告げた
●...ハリ
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黄金の陽が夜の終わりを告げる
揺蕩う沈黙は新たな一日の始まりに狂喜する
青き空 緑の梢 澄む空気
優しき乙女に 守られた
ここは聖地 生あるものの眠る森
さあ 目覚めの時
その手に白き刃持ち
糧を獲るため 漕ぎだそう
鋼の粒 村を真白に染める
抗う人々は未知なる世界の到来に恐怖する...灯火残して
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goodbyes my life
thank you for loving
I'm glad to be with you at my last times
goodbyes my life
thank you for loving
Why did you shed tears?
I'm very...the end
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If you allow,I will fly away from this window.
Give your sorrow,as like to look into deep sea.
I always see the blue sky.
I'm yearning after the blue ...Cage
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遮られた 視界に映る 白い指先は
何求め 捉えようとしてたの?ねえ
二人で手を取り合って 歩んで行くと誓った
それなのに何時しか 心はすれ違い
赤い夕陽落ちた リビングテーブル
こつん、と鳴り響く 指輪
外した君の眼も赤くて 我儘も言えない
紫 ピンク 黄色 咲き誇るコスモス
この季節 毎日飾ってい...秋桜