『金糸雀』


空の籠を抱えて 揺れた水溜り見つめる
君の隣で僕は 小さな手を握ってた

空の果てに向かって 羽ばたいた鳥の
囀りは葡萄の木の向こう側  聴こえないけど

君の横で歌うよ 僕がカナリアになって
傍にいる ずっと ずっと
雨が虹に変わる日まで


黄昏色 銀杏の風に揺れる葉を見上げて
君がそっと紡いだ いつかのカナリアの歌

紙飛行機のように 頼りなく飛んだ
音は それでも僕に届いてる

迎えに行くよ

君の横で歌うよ 僕がカナリアになって
傍にいる 蒲公英の季節が巡るまで ずっと


風見鶏示す方へ 歩き出す君の
足音が刻んでる 君だけの 金糸雀の歌

繋いだ手がもしも いつか離れてしまっても
五線譜に綴った手紙を送り続けるから

君に宛てて歌うよ 僕がカナリアになって
此処にいる いつでも
君に手を伸ばし続けるよ


君の抱える箱からまた歌が溢れるように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「金糸雀」

ヒダカさんの作品(http://piapro.jp/content/lphrke2lluveckgg)に歌詞を書かせて頂きました。

目いっぱい優しい歌…にしたかった、んです。
前のバージョンに一応譜割版を置きました。「ー」は自分で聴いた印象で入れたので所々おかしいでしょうが…(’ ’ ;

閲覧数:87

投稿日:2009/12/12 20:52:54

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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