まだ冷たい春の風 空っぽの両手を撫でて
無人駅のロータリー 桜が降る
何も無いのさ 僕には
ただ くるり 振り返るだけでこの体さえ軽くなるようだ
始発から二本目の列車で君は去ってしまった
用意してた言葉は全部空を切ってった
僕はさ そこで君の裾を引っ張って 握っておけばよかったのかな
去り際に「また会おう」と君は言ったけど
僕らはもう会わないような気がするんだ
言えなかった言葉は吐息になって春の朝に
いま ひとひら ふたひら 舞う
なぜ言えなかったんだ なぜ言わなかったんだ
なぜ声に出来なかった 声を出さなかった
ふらふら くらくら 僕を絡め取る気怠さがずっと消えないまま
でも歩く 立ち止まれば霞んだ視界も流れてしまうの
僕は前を向いて僕に嘘を吐いた
横切る薄紅に溶けてゆく君の容を
壊れそうなほどにぎゅっと抱いて離れていく
期待してたそれは全部お伽話のようで
駅のホーム 凍えたベルが君を攫ってった
君はさ 僕のことなんて忘れてしまうだろう
春を知った歩道橋の上
もう一回 ほんの少しだけ前からでいいの
やり直せたらだなんて思ってしまうんだ
知らなかったんだ 同じ花は二度と咲かないということを
ただ ひとひら ふたひら 舞う
まだ冷たい春の風 どうか思い出を過去にしないでくれ
僕の中にある言の葉を枯らしてさえ 君のもとには届かないな
去り際に「また会おう」と君は言ったけど
僕らはもう会わないような気がするんだ
さよならだ
僕は春の朝に溶けていくように
いま ひとひら ふたひら 舞う
コメント0
関連動画0
オススメ作品
A
能ある 鷹は 爪を 隠すのだ
言いたい ことは とりま モザイクだ
脳内 会議!皆 揃ったら
いっせー のーせ!それじゃ スタートだ
B
客観的に?主観的に?
見せたくないのは ポッケッケ
絶対これは 譲れないと
思ったことだけ 離さないで...カカオクローク
かぜよみるいと
1
自分でやるからいいのにと
嘆く言葉を 聞かずとも
我こそが通訳だからと
語り始めたのです
被せて奪うを繰り返し
隠す言葉に 能はないと
嘲笑う戯ごと 聞くたびに
哀しくなりました
ギャンブルに塗れて...いい話
mikAijiyoshidayo
藍に燦ざめく光 暗くなる
やがて訪れる日々に 意味づけを
不意に蘇る 空は青色で
混ざる夕景の赤に目が慣れる
灰で色褪せる過去にお別れを
故に思い出す 君の口癖を
記憶の中で 流れた星に願いを込める わたしの祈り
生まれた意味に気づけないまま 種は芽吹いて 並んだ
踊ろうぜ 小洒落た party n...Paradise of One
KeiA≒ウソつきけいちゃんP
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
重度のディスコミュニケーション
眼光 赤色にキラキラ
ナニカが起こる胸騒ぎ
エイリアン わたしエイリアン
あなたの心を惑わせる...エイリアンエイリアン(歌詞)
ナユタン星人
ありえない幻想
あふれだす妄想
君以外全部いらないわ
息をするように嘘ついて
もうあたしやっぱいらない子?
こぼれ出しちゃった承認欲求
もっとココロ満たしてよ
アスパルテーム 甘い夢
あたしだけに愛をください
あ゛~もうムリ まじムリ...妄想アスパルテームfeat. picco,初音ミク
ESHIKARA
毎日を奪い続ける呪いの効果は覿面で
言い訳ばかりの習慣は99%の不成功だ
行き詰まって不平不満はバッドエンド
どうせなら堕ちる所迄堕ちてしまうか
とことん落ち込んだら弱み位見付かる
いつまで経っても脱皮しない蛇なのか
お金よりも頼りに出来ないのは人の心
もう駄目になればそれが本当の始まり
窮屈な不遇...Bad Luck Is Good Life
Staying
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想