空にひとり 凛々しく立ち昇る
風の戯れを その背で断ち切って
刹那の時 流れに瞳を閉じて
そっと吐く呼吸 見守る宿命

何も言わず 何も知らず
ただ在るべき如く在って
過去未来も 含みもせず
刻む今を 詠ってる

雪に叢雲、空には風
灰色の視界に揺れる
静かに無常の道筋を 描いてゆく徒花     


ひらり落ちて 緩やかに繋がる
白く舞い染まり 黒く濁り往く

色褪せてく 擦り切れてく
隠されてる綺麗な影 
それでもいま その目で見て
感じるまま 受け止めて

月に叢雲、花には風
そんなことさえまだ遠い
遥かに過ぎるこの願いは 凍りついた徒花


雪に叢雲、空には風
灰色の視界に揺れる
静かに無常の道筋を 描いてゆく徒花を埋め尽くす・・・
雪に叢雲、花には風
そんなことさえまだ遠い
遥かに過ぎるこの願いは 凍りついた徒花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

氷華

さびしんぼうP氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/t/bHPf

読み方補足:
徒花(あだばな)

閲覧数:122

投稿日:2012/01/09 22:01:18

文字数:366文字

カテゴリ:歌詞

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