しんと冷めた月のある朝に ふと吹いた
ほほを撫でる 暖かい風一つ

風の冷たい夜 身を縮め 耐え行けば
懐かしげな 日だまりが私を照らす

ひとつ、ひとつ
年月を刻んで
ひとつ、ひとつ 去り行く日々を思う

足跡残して 消え行く雪化粧
花の息吹 いつしか言葉を奪い尽くし

ひらひら舞い踊る さくら、さくら、さくら。
手を取って ああ 踊りょうか。
咲き行く喜びを


雪の止まない夜 寒空に 耳すませば
やうやう聞こえる 春の目覚めの訪れ

ひとつ、ひとつ 足踏みを繰り返し
ひとつ、ひとつ 巡り行く明日に向かう

雪融け残して 去り行く冬の日よ
春の訪れ感じて 心は踊り、弾む

桜の季節に あなた、あなた、あなた。
手を取って ああ 笑おうか
生き行く喜びを


春、夏、秋、冬、全ては留まらず
凍える今日の次には 小春日和の明日

貴方と重ねる きおく、きおく、きおく。
見つめ合い ああ 寄り添おか
苔むす彼方まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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さくら、さくら、さくら。

閲覧数:132

投稿日:2011/03/30 23:23:02

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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