息を吸って吐いて 僕らは同じ生き物だ
呼吸止めれば同じ痛みを分かち合える
でもその感じ方は人それぞれだったから
君の平気な痛みで歩みを止めてしまった

いつの間にか遠くボヤけた君の背中だ
どうにかなると言い聞かせて誤魔化したけど
次会う時君に胸を張っていられるかな
足りないことなら自分が一番分かっている

馬鹿みたいだ
思い悩むことで過ぎていく日々
それでも進むこと
止めなければいつかは届くかな

ずっと追いかけていたから
同じように進化した遺伝子だ
自然淘汰を待つ そんなのはごめんだから

息を吸って吐いて 僕らは同じ生き物だ
呼吸止めれば同じ痛みを分かち合える
その筈だったけど僕らは違う場所にいる
足元を見たら道が二つに分かれている

収斂する身体
分岐する生命
僕らは同じ機能を持ち
違う心を持つ

あの時確かに同じ場所にいた
あの時確かに同じ景色を見ていた
違う心で同じ感情を抱いた
それぞれ違う遺伝子に作用した

あの日交わしたんだ
再会を願うありふれた言葉
本当は分かっていた
もう二度と会わないと分かっていた

その先に続く道には足跡が残されていない
同じ道を歩いてきた
それもここで終わりだ
この先は僕の物語
誰も知らない物語
あの日二人交わした「またね」
約束を呑み込んだら
前へ一歩踏みだそう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ミッシングリンク

閲覧数:481

投稿日:2021/05/15 17:51:01

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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