【A1】暗いばかりの想い出に     少しずつ光が射した 日々
【A2】衝動的に感動的な       純文学の頁(ページ)をめくり
    硬い椅子にもたれかかり    心の奥を拡げてた

【A3】現実には描(えが)けない   自分を探し出したくて

【S1】真っ白な光が          瞼を透かして
    眼が開かれていくの       待ちわびてた
【S2】どちらも無いもの         装丁もあらすじも
    積み上がったまま       本の山に埋もれて

                         
【A1】埃かぶった図書室の      誰かの夢に起こされて イブ
【A2】性懲りもなく連れ出して     朝もやにトートを持って
    森は今七色にゆらめいて    ねぇ 不思議

【A3】現実に描(えが)かれてる   自分はどこに在るのだろう

【S1】真っ白な光が          瞼を開いて
    眼がうるんでいくの       感じとってた
【S2】どちらもあること         咲いて散ることも
   根を伸ばしながら        繋がっていくことも


【C】真実の雪化粧 溶けては流れて
  嗚呼 冷たく足元 嗚呼 あふれてる 


【S1】真っ白な光が          雲の隙間から
   一段まばゆい          梯子かけた
 
【S1】鮮やかな景色          鮮やかな世界
   大好きな本だけ         トートに入れて

【S2】どこかへ行こう          拡がる青空
    白紙の未来          さぁ 次々芽吹いて
 


<かな> ()は一文字カウント希望

A1
くらいばかりのおもいでに
すこしずつひかりがさした ひび
A2
しょーどーてーきに
かんどーてーきな
じゅーんぶんがくの
ぺーじおめーくり
かーたいいーすに
もーたれかーかり
こーころのなーか
ひーろーげてーた
A3
げんじーつにわえーがけーない
じぶんお
さがしだしたくて
S1
まっしろなひかりが
まーぶたおすかして
めがひらかれてくの
まーちわびてた
S2
どちらもないもの
そても(あら)すじも
つみあがったまま
ほんのやまにうもれて

A1
ほこりかぶったとしょしつの
だれかのゆめにおこされて いぶ

A2
しょうこりもなく
つーれーだしてー
あーさーもやにー
とーとおもってー
もーりーわいまー
なーなーいろにー
ゆーらーめいてー
ねぇふしぎ
A3
げんじつにえがーかれーてる
じぶんわどこにあるのだろう

S
まっしろなひかりが
まーぶたおひらいて
めがうるんでいくの
かんじとってた
S2
どちらもあること
さいてちることも
ねおのばしな(がら)
つながっていくことも

C
(しん)じつのゆきげ(しょ)
とけてわながれて
つめたくあしもと
ああ
あふれてる

S
まっしろなひかりが
くーものすきまから
いーちだんまばゆい
はしごおかけた

あーざやかなけしき
あーざやかなせかい
だいすきなほんだけ
とーとにーいれて
S2
どーこーかへいこう
ひろいあおぞら
はくしのみらい
さつきづきめぶいて

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bud

最初に拝聴した時
”雪融け水がしみ込む土の中から植物が青空へ芽吹くようなイメージ”
を感じたので、それを元にタイトル付け&作詞させて頂きました。

「bud」は英語で「芽」という意味がメインで、俗語的に「未成年、小娘」も意味するそうです。
字面も顔文字っぽく何となく可愛いのでコレにしました。
個人的にはミクのイメージです。未成年だしツインテで「芽」っぽいので。

今回のダブルミーニングは
日々…①日々②ヒビ(卵の殻のヒビ)、眼…①眼②芽
イブ(eve)…①アダムとイブのイブ。女性の意、②直前 位です。

↓この歌詞は下記の七音 遥様の曲を元に作詞させて頂きました。ありがとうございました。
http://piapro.jp/t/X0Hw

閲覧数:149

投稿日:2015/02/23 23:13:13

文字数:1,360文字

カテゴリ:歌詞

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