「ティア・ドロップス・ガーデン」
1A
この物語の語り手は
氷漬けのままのオルゴール
喜ぶでも嘆くでもなく
あるがままを紡ぐ
哀しい夢を ジャムに溶かした
それもまたいつかのまぼろし
いまはおとずれるものもない
荒れはてた箱庭
1B
寂しい人が手紙を待ち やがて季節が過ぎ
祈りだけが濡れて残り 刻の泡沫に消えた
1S
そこに花が咲くはずも無く
月の光が照らすばかり
こぼれた涙へレクイエム
ティア・ドロップス・ガーデン
2A
この物語の語り手は
氷漬けのままのオルゴール
夜をいつくしむような音色
コバルトブルーの箱
星々たちの噂によれば
そこに辿り着くすべは無く
悠久の時 永遠の日々
ただそこにあるだけ
2B
愛の言葉 花ひとひら 誓いは風の中
神々さえ目をそらした 淡い終末のシルエット
2S
それが意味を持つはずも無く
忘却の彼方 散るばかり
ねがう言葉でつくりあげた
ピュア・リリックス・ガーデン
C
ああ ふりつもる旋律は
ああ すくい取れば宝石のよう
ああ 朽ちることも無く 墓標にも似て
3B
光のにおい せせらぐみどり 手のひらのぬくもり
記憶の海 ゆらり揺れる はかなくも優しい歌
3S
この物語の語り手は
氷漬けのままのオルゴール
誰もいない 世界の果てで
奏でるセレナーデ
ティア・ドロップス・ガーデン
コメント1
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ご意見・ご感想
夢芽
ご意見・ご感想
また来ちゃった~♪なにこの、歌詞らしさ……
な、なんか私のと違う、みたいな……ふふ~刹那的に素敵♪
2018/02/18 06:38:18
さく
曲があると、一気に膨らみますよね~。楽しいです。
2018/02/18 10:13:43