朝焼け、君を背に
一歩ずつ昨日へと踏み出す
行く当てなんてないけどとりあえず進も(サカノボロウ)うか

朽ちるために生まれた命なんだよ
だから生まれるために僕はまた朽ちるんだ
繋いだ手から伝わる君の鼓動
今の僕には抱えきれないよ、どうして?

君が過ごすために願って
僕が報われるために祈るんだ
利己主義者だって君は笑うかい?
世界に誰もいない夜そんな事を考えた

夕暮れ、君を背に
ゆっくりと崩れていくから
白く白く塗りつぶし虚無虚空へ消えていく

ウソイツワリで世界が見えないんだ
寄せては返す波にさらわれて見えないよ
風の音過ぎて流れる砂の城
同じ時の中共に生きたいよ、ごめんね

今まで歩んできた足場
予想以上に脆くて儚くて
過ぎたところから見えなくなったよ
揺らいで廻って浴びて叫んで叫んだ

ahー・・・ahー・・・
揺るがないものなんてないのかな
崩れない砂の城なんて造れないよ
流されない意志と記憶はもう持てないよ
感情を抑える理性なんて必要なかったんだ
君に伝える言葉はなんだったかな

朝焼け、君を背に
追いかける背中を探す
明日へと戻って(あゆんで)いく君に何も伝えられないよ

星空、君の前
一歩ずつ明日へと踏み出す
行く当てがやっと見つかったよ
さぁ、もう一度旅に出よう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あしあと

「進む」と書いて「さかのぼる」と読みます
「戻る」と書いて「あゆむ」と読みます

昨日へ進む僕と明日へ戻る君のお話



君については恋人だったりマスターだったり
みなさんの感性にお任せ致します
それでは、お目汚し失礼致しました!

閲覧数:63

投稿日:2010/03/10 19:47:30

文字数:550文字

カテゴリ:歌詞

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