偽りの勇者、偽りのセカイ
作詞/作曲/編曲:アンメルツP


セカイを闇から救うために
孤独に耐え立ち向かったボク
いつのまにか「勇者」と呼ばれた

宴の席で かつて鼻で笑ったヒトが
祭り上げ口々に称えた
輝く未来が待っていると
 
もはや使わぬ 伝説の武器は いまや見世物
落ち着かぬ玉座 充てられ
違う 何か違うんだ
ファンファーレが虚しく響くよ

悪い夢から醒めた セカイはもう そのときから
新たな敵探し 回り出した
闇を振り払う 太陽は 皆の目を 眩ませた


ことごとく晒される日々に
感情出せば囃し立てられ
売れぬ武具屋や学者の飯に

そうするうちに ボクじゃないボクが世にあふれ
畏怖は崇拝へと姿変え
偽りの正義 世にはびこる

ボクの名の下 争うことすら 許されていく
崩れてく パワーバランス
セカイはよくなった?
とてもそのようには思えないよ

欲望というマモノ ヒトのココロ 乱していく
抱えすぎた力が憎くて
狂ったエピローグ 本当の魔王はボクなのか?

ああ 今 伝説が造られる そんなのウソさ
取り戻した平和は幻? ボクが夢見たセカイはどこ?


「キミのいないセカイ もう二度と繰り返さない」
そう振り絞った最初の勇気は 誰が望むもの?
勘違い 独りよがり なのかもね

全てを投げ出して 救い出したこのセカイに
裏切られ使われ捨てられてく
これが「勇者」なら 要らないよ 意味がないよ 大嫌い

絶望しても やってくる夜明け それならいっそ
封印した あのときの呪文
セカイに向けて解き放とう


これで本当の平和

もうゲームは終わりだね・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

偽りの勇者、偽りのセカイ 歌詞

閲覧数:1,183

投稿日:2012/03/22 00:38:03

文字数:689文字

カテゴリ:歌詞

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