退屈を持てあましダイヴするベッドのなか
首筋に赤を散らしながら

熱情を弄ぶ ナイーヴな色が見えたら
収まらない想い
何度でも欲しくなる

あなたが喫み燻らすシガレット
火傷させてよ
優しい夜 ふたつのシルエット
浅ましいままでいい

明かりさえ届かない部屋で繰り返した
甘い戯れごと
絡める指先に寂しさ紛らわしては
重ねあう鼓動

弁えを覚えない声を塞ぐのなら
熱い吐息で
曖昧な愛より たしかなつながりだけ
求めたいんだ

どうしても──。

首環は苦しくても
大事な揃いの仕立て
鈴の音の恥辱も
なぜなのか欲を煽る

ぼくらは鳴き叫ぶ夜猫
無邪気で卑しい
優しい嘘 解っているけど
朝が来なければいい

冬の肌を寄せあい睛濡らしながら
爪をたてては
まだ深く溺れたい たとえこの夢から
戻れなくても

弁えを覚えない声を塞ぐのなら
熱い吐息で
曖昧な愛より たしかなつながりだけ
求めたいんだ

どうしても──。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

夜猫

functionさんの楽曲(http://piapro.jp/t/hMIr)
に歌詞を書かせていただきました。

MEIKOコンピレーションアルバム『暁』収録曲です。
http://vocalo1.com/meiko_compilation/

前のバージョンでおまけ。

閲覧数:379

投稿日:2013/09/09 20:42:58

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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