『鬼灯の恋』

A-1
文月の青い空が君の長い髪を照らす
眩しくて瞬きさえもできないほど

B-1
花咲く微笑み 跳ねる歌声
ヒトの美しさを初めて知った夏

S-1
ほろり ほろり 色づいてく君の
鬼灯のような頬に恋をした
いつか いつか 瞳見つめ合って
そんな叶わない願い

A-2
降り出した雨の粒が君の長い睫濡らす
傘を差し出すことさえもできないけど

B-2
駆けてく足跡 影は踏まない
マヤカシ 声も肌も影も持たぬ者

S-2
君に僕は見えていないでしょう
ひととき 夢の中でさえ会えずに
ヒトと時を交えることもなく
晴れた虹だけ綺麗だ

C
僕の名前を君は知らず
君の名前も知らぬまま

S-3
君に僕は見えていないでしょう
ひととき 夢の中でさえ会えずに
ヒトと時を交えることもなく
晴れた虹だけ綺麗だ

ほろり ほろり 色づいてく君の
鬼灯のような頬に恋をした
はらり はらり 微笑んでる君と
目が合ったような気がした


******************


ふみづきの あおいそらが きみの ながいかみを てらす
まぶしくて まばたきさえも でいないほど

はなさく ほほえみ はねる うたごえ
ひとの うつくしさを はじめてしった なつ

ほろり ほろり いろづいてく きみの
ほおずきのような ほほに こいをした
いつか いつか ひとみ みつめあって
そんな かなわない ねがい

ふりだした あめのつぶが きみの ながいまつげ ぬらす
かさを さしだすことさえも できないけど

かけてくあしあと かげはふまない
まやかし こえも はだも かげも もたぬもの

きみに ぼくは みえていないでしょう
ひととき ゆめのなかでさえ あえずに
ひとと ときを まじえることもなく
はれた にじだけ きれいだ

ぼくのなまえを きみはしらず
きみのなまえも しらぬまま

きみに ぼくは みえていないでしょう
ひととき ゆめのなかでさえ あえずに
ひとと ときを まじえることもなく
はれた にじだけ きれいだ

ほろり ほろり いろづいてく きみの
ほおずきのような ほほに こいをした
はらり はらり ほほえんでる きみと
めがあったような きがした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鬼灯の恋

こちらの曲<http://piapro.jp/t/GA3V>に歌詞を応募させていただきます。
狐の嫁入りをイメージしました。雨しかり、虹しかり、鬼灯しかり。
男の子の狐のアヤカシ目線です。
種族を超えた恋って、いいなぁ…(趣味丸出し)

閲覧数:202

投稿日:2014/05/13 03:53:58

文字数:938文字

カテゴリ:歌詞

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