また一つ夜空　瞬きが流れ　見上げる僕らの　祈りを引き受ける
悲しみの涙　枯れ果てる世界　つないだこの手で　ぬくもり伝え合う

君が繰り返し　口ずさんでいる　懐かしい歌が　僕に染み込んでく
今はまだ何も　わからない明日　それでも僕らは　朝焼けを見にゆく


いまにも崩れそな　階段ふわりふわり　手招きしてるキミ　月に照らされて
遠くそびえ立つタワーはさ　むかし電波塔だったと　
大人たちが言ってたんだけど　どうでもいい


二人で育てた　まだ青いトマト　美味しくないねと　苦笑いしながら
今はまだ何も　わからない明日　それでも僕らは　静かに見つめ合う

No more nowhere
No more no way


遠くに打ち寄せる　海岸さらりさらり　戸惑い流れ着く　月夜の帳


壊れた世界の　たくさんの瓦礫　曇り空の日は　雨に怯えながら
あの道の先は　どこに着くのかな　キミのひとことに　僕は揺さぶられる　

高いとこからは　過去が見えるけど　大切なものは　何も見つからない
君が繰り返し　口ずさんでいる　懐かしい歌に　涙があふれだす

また一つ夜空　瞬きが流れ　見上げる僕らの　祈りを連れていく
今はまだ何も　わからない明日　それでも僕らは　夜明けを待ちわびる