GRAPEVINEなどのロキノン系が好きな大学生です。 作詞と小説やってます。 小説の方はこちら。 http://mrrosso.blog37.fc2.com/ この詞を使いたい。という方は気軽に声をかけて下さい。 mixiはこちら。 http://m.mixi.jp/show_profile.pl?&id=27489160&mhome=1
プロフィールを見る投稿作品41作品
もっと見る-
肺の底にあるという
もうこれ以上ないくらいの異様
鏡面状の落日を
肌に落として耳を傾けるよ
整合性を嫌っても
やがて矯正された性慾で
君はプログラムされた番先を
愛でることになるのは
わかってるよね?...静かなる架空
-
自分語りは まだ続く模様だ
眩暈で空が揺り動いている
逆さになったノスタルヂアは
落涙、落葉、落日、誘った
まるで樹海に滴る蜜みたいね
焼却炉より消極的な意見を
風が恥かいてる 君のガキ振りで
童貞のくせにさあ何が欲しいの?
遊園地 置き手紙 だらだら口閉じず
理想はいつだって 原稿用紙ン中...都心
-
スープの底に広がる樹海 蜜の流れる廻廊で
膝まで漬かった悲しみは 録音されて嘘になった
ホラ 割とクラシックな求愛 レム睡眠の練習中 まるでマリファナみたいだろ?
(ビートニク ビートニク!)
今夜だけは誰一人死なせたくないよ
匂いを
付ける
次第に
強まる
可哀相なほど惨めだ!...或いは、晴れやかに死ねる日(no reason)
-
惑星が水路に落ちてきて
季節が空回りを始めた
金属製のシフォン・ケーキ舐めて
あの穏やかな革命に賛成を
教会の鐘は鳴らない
毎週の啓蒙で君も僕も患った
クラスメイトには兎の顔した
未来の犯罪者が紛れている
嗚呼 雨が
下着を詰めて事故に遭った...セル・セレモニィ
-
無力が降る
夜明けを待たずに 僕らは
最後まで笑えずに
消去法を繕った
愛情には神経がない
心に蓋をして
流れていった
僕らは
二足歩行する悲しみだからかなあ
あのメロディ 歪んでる 歪んでる...二足歩行する悲しみ
-
作品の恣意性に殺されて
君はもう量刑を聞けなくなった
際限なく流る日曜日は
障害者用のトイレみたいだ
車輪が外れた瓶詰のアルジャーノン
思い出せないくらいすべてを記録している
鏡の前で過去を否定したら
あの相槌に落涙しよう
ペダンチック?
判りやすい終末に...抱擁する佯狂
-
そう high
逃げ切れない
いつの間にか終曲は来ていた
猫達の集会
殺伐の途中
さっきまでファウストが白んでいた
夕焼け
忍びないね...Spangle
-
真夏が終わる前に
塩素を洗い流した
シャワーの音に混じって
妙に大人びた
長髪のあの娘は
渇ききってない髪
揺らして
バス停の陽射
アイスのおごり
飛び跳ねるバッタの脚部を...mono
-
タナトスを零した
だから灰神楽が舞ったのさ
内気な雪を 踏み鳴らし
最初の国で 婚礼を
ビオスが身投げした
だけど楽観的にはなれないさ
暇潰しだけの予定が
壊れた硝子で 髪を整える
雪國の...雪國の
-
石畳の丘で 脊髄のような地脈を剥がした
弛んでいた祈りは 今一度耳打ちで済ました
カーテンを抜け 暗い路地でミルクを恵まれた
星海に寄せる波間は 希望らしく澄まして坐していた
空に怯えた
あのグレーが落ちてこないといいな
粉雪が振り止まぬ真夏に
明日死ぬ君が植えていった無花果の花
静謐なる床
ややあ...静謐なる床
-
春すぎて 夏来たるらし
白たへの 妙なにほい
サーカスの宙空ブランコには
SOS 手書きで記されたまま
思い通りにならない
重い 遠いになった未来
仮の宿りと笑っても
まだ悟れそうにない
遥かな空に怯えて
血だらけの指を...roar
-
「枕許の虚勢」
歩くのに飽きた
僕は夢を集めた
干涸びた世界とくちづけを交わすんだ
哀悼の前に
彼は最初の海で
才能を撒いた
この国に希望はない
嗚呼 冷たいドアを
ノックする...枕許の虚勢
-
さよなら彩の日
舞い上がる春先
知らない国でひとりぼっち
集まってる退屈
語り合う祭日
僕達の小さな希望
絡んだのは 誰の声だろう
吸い込んだまま 吐けなくなっても
昨日遊んだあの子連れて
割と嘘つきなケモノ呼んで...季節性の奇跡
-
私は憬れたのだ
壊れそうなほど純粋な朝に
枕には熱がまだ残つている
老い疲れた翼には
塗り込められた祈りがある
やがて破れてしまへども
羽ばたく為にも骨が鳴る
私は憬れたのだ
夜明けを待てずに駆け出したあなたに
燻るだけに生やした腕だろうか...或る朝の憧憬
-
熟れた陽射が
僕らを焼いた
もう此処には
希望は無いさ
夢が産まれ落ちた日を
忘れてしまうのが怖いのか
我儘に見えぬこともない
誰が脛の味を知れ
風
風の群れを嫌って...風の群れ
-
強制収容所が脱獄囚を探して振り回す夜間照明の狂い方と来たら、それはもうメタファーで表し難いものがあったって知らないだろう。
生憎ブルックリンからじゃ出口の位置だってお決まりのヤツしかないようだ。
サナトリウムまで直結している白濁色の錆びた廊下に溜まる元害虫駆除業者の回し者だった現浮浪者の大群は...裸のランチ