しらたま粉の投稿作品一覧
-
ごちゃごちゃ ごちゃごちゃ 星が
頭がくらくらと揺れる 早く明日になって、私をどうにかして
夢を みた気がして …そんな気がした
自分自身がわからなくなる あなたはどうして、そんなに蒼いの
ほーら、音が。
私の鼓膜を刺激してゆく。…...ユアセルフ
-
メロディに合わせて 足を踏み出してみれば
今までにないほど綺麗な景色
一定のリズムに合わせて 前 後ろ 前前前
なんて気持ちのいい空気
明日になればきっと忘れちゃうことも 今は覚えてるよ
写真を撮ってしまえば 忘れることもないんでしょう
もうすぐで秋がくるわ
ああ、風にさらわれてゆく...メモリー
-
「レンなんか大嫌い。」
「…俺はリンのこと好きだけど、」
私がそう口にするたび、レンは真逆の言葉を口にする。
どうしてこんな私に、好きだなんて言えるの。
すぐにひどいこと言っちゃう私に、どうして優しくできるの。
平気なふりしたりして、本当は辛い思いしてるって、顔にでてるのに。
そういうとこ、私は嫌い...「大嫌い。」
-
浮かび上がった夕闇に、私の姿は溶けてしまった。
いつかみた あの日の夕焼け いつ見たんだっけ?
君を思い出すのはもう嫌だよ
僕の隣で 君が唄った歌
どうして 僕は泣いたんだろう
夕陽を背に 一緒に帰った道
どうして 君は俯いたんだろう
溶けた私の存在に、雲は涙を振りかけた。
水玉の 小さな傘 一緒に...---約束
-
耳に届くメロディーは、もう聞きなれた曲。
あなたが好きな曲、もう歌詞も覚えちゃったよ。
風が頬を撫でる 長い髪が視界を奪う
ああ、あなたと二人でこの道の果てまで。
なんて幸せな夜なんでしょう
綺麗な星空、まるであなたの瞳の様。
こんなことも言えちゃう、ちょっぴり恥ずかしいけれど。
あなたが髪を撫でる...night・right
-
跳ねた 気持ちが 心を揺らした。
まるで宙に浮いているかの様、ふわりふわふわ。
いつもより強い光が白を生んだ。
残念ね、私は黄金(こがね)のほうが好きなのよ。
「あなたの心に触れたいよ。」
私の気持ちに気づいてよ。
困ったようなあなたの笑みが、私の気持ちを強くする。
もっとその顔を見せて、魅せてよ。...四月のラブレター
-
御早うございます。まだ夜だと言うのに、どうして起こすの。
切りすぎた前髪が切なさを告げる。
まあまあ、お忘れものですよ。
大事なものでしょ、その涙。
わたしの熱が溶けてゆく。
御休みなさい。まだ昼だというのに、どうして寝かすの。
風に乗った音が私の瞳に消えた。
さあさ、始めましょう。
好きなんでしょ...リピート・ワールド
-
くらいおへやにわたしだけ。
さあ、そろそろ時間だわ 壁の向こうの応答待つの。
ゆらゆらきれいな灯りをともせば、わたし、なんだか幸せ。
もう寂しい思いはないわ、あなたの肌に触れられる。
ああなんて素敵な夜なんでしょう、あなたを独り占めできちゃう。
こういうの、好きなんでしょ?まだ不満があるの。
わが...独り占め
-
すばらしく蒼い粒が僕から溢れ落ちた。
おまえはいつの間にそんなに偉そうになったんだい?
僕はまだ蒼しか知らないのに。
ああ、水面に波ができる。
水に混じって消えていくそれは、とても綺麗で、綺麗で。
まるで僕も消えていくようで、とても怖くて、怖くて。
明日にはきっと忘れてしまうんだろう、忘れられるんだ...ウォーター・クラウン